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住めば自ずとエネルギーがうまれる家、Fujisawa SST内に誕生-社会課題の解決目指す

2023年09月05日 07:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
三井不動産レジデンシャルとFujisawaSST協議会は9月1日から、Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(神奈川県藤沢市)内にあるLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅認定取得のモデルハウスの見学受付を開始した。


今回、見学受付を開始した「Future Co-Creation FINECOURTIII」は、「住めば自ずとエネルギーがうまれる家」をコンセプトとしたLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅認定取得のモデルハウス。



心身の健康(Well-being)を内向きに"満たす"のではなく、そのエネルギーをボーダレス&ソーシャルへと"前向き"にすることで、五感を覚醒し知的・社会的にポジティブに働きかける持続可能な「生きるエネルギー」を生み出すことを目指している。そのエネルギーによって時代・社会課題を解決するための「知的好奇心」「能動的行動」「社会接点の創出」を生み出せるすまいの実現を目標とする。


コロナ禍における在宅ワークの増加などにより、すまいの領域がオフ(休息)としての場所だけではく、オン(就労)の役割も担う空間にボーダレス化している。そこで、すまいが従来の「内向きに満たすもの」から、より屋外・社会との接点を生み出せるように意識したプランニングした。モデルハウスでは、吹抜~リビング階段によるボーダレスな空間設計や、屋外・地域へとつながるボーダレスな空間設計を採用している。

モデルハウスでは、「心身の健康(Well-being)」とカーボンニュートラルに通ずるテクノロジーや設備などを導入。ペロブスカイト太陽電池などを利用した再生可能エネルギーの創出や、V2H蓄電システム、空調システムなどの採用により、脱炭素社会の実現に貢献する。



また、同モデルハウスは、三井不動産レジデンシャルで初めてLCCM住宅の認定を取得した。LCCM住宅とは、建設時、居住時、改修時、廃棄(解体)時においてできるだけ省CO2に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、ライフサイクル(すまいの生涯)を通じてCO2収支をマイナスにする住宅のこと。



環境に対する総合的評価である「戸建の環境効率」はSランク、建物のCO2排出量の評価である「ライフサイクルCO2」はマイナスとなる建物とすることで、両評価ともに満点を取得した。建築環境SDGsチェックリストでは満点を取得しており、すまいの空間設計および設備機器を通じ豊かな未来の実現に貢献する。


タウンツアーは、2024年11月29日まで開催予定。Fujisawa SST 見学ツアー予約サイトで見学の予約を受け付けている。(フォルサ)