9月3日に栃木県のモビリティリゾートもてぎでENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第5戦『もてぎスーパー耐久 5Hours Race』の決勝。レース後には、ST-QクラスにCIVIC TYPE R CNF-Rで参戦するTeam HRCの岡義友プロジェクトリーダーがマシンの進化ポイントを語った。
迎えた決勝ではFIA-GT3車両のST-Xクラス、FIA-GT4車両のST-Zクラスに次ぐ第1グループの22番手から5時間レースのスタートを切ったCIVIC TYPE R CNF-R。しかし、レースの途中では運悪くタイヤトラブルに見舞われてしまったほか、酷暑のなかで「熱に翻弄」された結果、水漏れなどのトラブルも発生してしまったという。
このトラブルへの修復対応などもあり、CIVIC TYPE R CNF-Rは第5戦を総合39位、ST-Qクラスでは最下位となる7位でもてぎ戦を終える結果になった。前戦3位からの喜びから一変、Team HRCのホームレースでもあるもてぎで厳しい戦いを強いられた岡プロジェクトリーダーは、レースの難しさを語る。
なお、CIVIC TYPE R CNF-Rを駆る武藤英紀、伊沢拓也、大津弘樹のドライバー3名のコメントは「コントロール性が良くて運転しやすい」とポジティブなものが多かったという岡プロジェクトリーダー。次戦となる第6戦岡山に向けては、今回悩まされた熱への対応をもう一度見直し「3時間を全開でいけるような」レースをしていきたいと続けた。