香害に苦しむ人が職場にいるなら周りは配慮が必要だろう。50代前半の男性(兵庫県/技能工・設備・交通・運輸/年収100万円未満)は散々苦しめられた挙句、あろうことか退職する羽目になったという。
(文:永本かおり)
「柔軟剤なのか(香りが)キツい人物」がおり「ロッカーでも臭いしすれ違っても臭く」そのため年1回の面談で男性は、香りを理由にその人物を「苦手」であると会社に伝えていた。ところが……。
「臭い人物のせいで辞めないといけない理不尽さ」
あるとき上司から異動の話を持ちかけられた男性。すると「その臭い人と一緒の場所になる」ことを伝えられた。
男性は「無理です」と正直に答えると「そんなんじゃこれからやって行けないぞ」と上司に注意されたという。男性に落ち度はないにも関わらず「じゃ辞めます」とその日に退職することになってしまった。
この顛末に現在も納得していない男性は、
「臭い人物のせいで辞めないといけない理不尽さ」
「何度も苦手と伝えてるのに理解してない上司」
と悔しさを滲ませる。
「辞めて6年、未だ無職」
吐き捨てるように綴っていた。
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