伊奈子「泥濘の食卓」のTVドラマ化が決定。10月21日よりテレビ朝日系24局で放送され、主演を日向坂46の齊藤京子が務める。
【大きな画像をもっと見る】「泥濘の食卓」は、田舎町のスーパーに勤め、店長と不倫関係にある主人公・捻木深愛(ねじきみあ)を描く物語。“毒親”に育てられたことで「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいる自己肯定感の低い深愛は、暴力を振るっていた父亡き後も抑圧の強い母と2人で暮らしている。そんな彼女を初めて肯定し、優しくしてくれた店長に恋をした深愛。愛する店長のために、深愛の行動はどんどんエスカレートし、やがて店長一家を泥濘へと引きずり込んでいく。
伊奈子はドラマ化について「『泥濘の食卓』は自分の人生をかけて作ったものなので、ドラマ化されると聞いた時は、めちゃくちゃ嬉しかったです!」とコメント。また深愛を演じる齊藤は「私が演じる深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語。精いっぱい頑張りたい気持ちですので、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!」と意気込みを語った。
メイン監督は安里麻里、メイン脚本は倉光泰子が担当。併せてドラマの世界を1枚で表現したビジュアルと、伊奈子による齊藤と深愛の描き下ろしイラストが到着した。なお本日9月4日23時45分から放送される、齊藤がMCを務める番組「キョコロヒー」では、「寝耳に水!齊藤京子主演決定スペシャル」と銘打ち、ドラマ主演が決まった齊藤を祝う内容が放送される。
■ 伊奈子コメント
『泥濘の食卓』は自分の人生をかけて作ったものなので、ドラマ化されると聞いた時は、めちゃくちゃ嬉しかったです! さらに、主人公の深愛を齊藤京子さんが演じると伺い、さらに嬉しかったと同時に、彼女に不倫をさせて良いんでしょうか…!?と不安になりました。彼女のことをさまざまな場面で拝見し、知れば知るほどとても魅力的で、表現力も本当に素晴らしい方だと思いました。今は、「こんな素晴らしい方に不倫をさせていいんだろうか…」という気持ちと、「でもいろんな齊藤さんが見てみたい…!」という気持ちが戦いまくっています。清らかでダークなものとは無縁。でもその輝きは周りの人たちの人生を狂わせる――齊藤さんの深愛は本当にハマり役だと思います! ドラマの完成が楽しみです。
さらに、ドラマの制作陣の方々は原作を隅から隅まで読みこんでくださっています。絶対に良いものを作ろうという心に満ちていて、打ち合わせのたびに嬉しくて泣けます。原作を読んでくださった方も未読の方も絶対楽しんでいただける作品だと胸を張っておすすめできるので、ご視聴いただけると幸いです!
■ 齊藤京子(捻木深愛役)コメント
今まで何度かドラマには出演させていただいたことはありますが、単独で主演というのが今回初めてなので、ドラマ出演が決まったことは、びっくりと嬉しいという気持ちでいっぱいです。
ドラマ、お芝居をやってみたいという気持ちがずっとあり、新年のブログで“今年はドラマに出られたらいいな、お芝居をもっと頑張りたいな”と書いていたので、本当に嬉しいです。不安な気持ちもありますが、ネガティブな気持ちはなくて、とにかく頑張りたいという前向きな気持ちがすごく強いです。
ドラマの内容を聞いて、原作を読んだのですが、とても面白くて、主人公・深愛を演じられることが本当に嬉しくて、今から撮影がすごく楽しみです。
深愛は物事をすごく素直に捉えている部分など、自分にちょっと似ているところもありますが、もし現実にそういうことが起きたとしたら、そんなことはしないだろうなと思います。
原作で読んでいたすずらんのスーパーだ!このシーンあそこだ!とか全部が見たことのある光景だと思うので、現場に行くこともとても楽しみにしています。
このドラマは深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語だと思います。
私自身も初単独主演という形で、精いっぱい頑張りたい気持ちですので、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!
■ ドラマ「泥濘の食卓」
テレビ朝日系:2023年10月21日(土)より毎週土曜日23:30~24:00
原作:伊奈子「泥濘の食卓」(新潮社バンチコミックス刊)
脚本:倉光泰子、神田優、安里麻里
演出:安里麻里、角田恭弥
音楽:横山克
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:高崎壮太(テレビ朝日)、近藤多聞(C&I エンタテインメント)
共同プロデューサー:村山えりか(C&I エンタテインメント)
制作協力:C&I エンタテインメント
制作:テレビ朝日
出演:齊藤京子(日向坂46)