9月3日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス レース2が大分県のオートポリスで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝を飾った。2位は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、3位は水野涼(Astemo HondaDream SI Racing)となっている。
好天に恵まれた日曜日、JSB1000クラスの決勝レース2は強い日差しのなかで午後2時にスタートした。ホールショットを奪ったのは岡本だった。2番手に中須賀、水野、亀井雄大(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)、津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)と続く。
■中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(レース2:優勝) 「昨日のレース1を終えて、岡本選手とはお互いの手の内が分かっている中、なおかつ厳しいコンディションでのレースになりました。昨日、ふたりでいいレースができたことで、速いところや遅いところ、仕掛けるところを頭に入れて臨みました」
■岡本裕生/YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2(レース2:2位) 「悔しいです。抜けるところでは常に抜いて、自分がレースを引っ張ろうとしたのですが、昨日よりもペースがよくなかったので前に出ても引き離せないことは序盤に分かっていました。自分は中須賀選手よりもまだ引き出しがないし、できるだけ頭を使って走ったつもりだけど足りませんでした。完敗です。でもこの2レースを通して成長はできたと思います。その成長を結果につなげられるように、残りの3レースは結果にこだわってレースしたいです」
■水野涼/Astemo HondaDream SI Racing(レース2:3位) 「昨日は表彰台に立てなかったので、今日は表彰台に立つことができてうれしいです。事前テストからヤマハのふたりとは差があったので、現状では表彰台獲得がベストだと思っていました。そのベストが獲得できたのでうれしいです。残りは岡山と鈴鹿の3レースしかありませんが、また表彰台に戻ってこられるように頑張ります」