いくら大切な親友でも、なんでもかんでも真似してくる人にはうんざりしてしまう。岐阜県の30代前半の女性（技能工・設備・交通・運輸／年収400万円）は、
「15年ほどの付き合いがあった中学の同級生。親友という枠を超えて特別な存在でした。ですが社会人になった頃から、ことごとく私の真似をしてくるのが気になっていました」
と、現在は絶縁状態の元親友のエピソードを明かす。（文：福岡ちはや）
内緒にしても勘付き「なんで教えてくれなかったの？」と問い詰められる
元親友の“女性の真似”は、明らかに度を超えていた。
「同じ職場に入社してくる、在職中に異業種の同じ資格を取る。（私が）資格を取って転職したら、また同じ職場に（親友が）転職してくる。私が事前に言うのがいけないのか？と思い内緒にしていると、車の荷物やふと見せる携帯画面の広告などで勘付き、『なんで教えてくれなかったの？』と問い詰められる。そしてまた真似をされる……」
女性はそれも「運命なのか」と諦めていた。ところが、女性が彼女の裏の顔を見てしまったのをきっかけに、2人の友人関係はあっけなく終わりを迎える。女性が見つけたのは、何年も前から女性の悪口を投稿し続けている元親友のTwitter（現在はX）のアカウントだった。
「そのアカウントは、現実の友人の誰とも繋がっていないようでした。もちろん私とも。ですが長い付き合いの私には、文面やプロフィールの写真から彼女だと確信できました。思わずスクリーンショットをして本人に送り、『これはあなたのアカウントで、これは私のことだよね？』と尋ねました。彼女には『書いたことは悪いと思っているが、書いてあることは本音』と言われ、それ以来音信不通に」
親友だと思っていた人から裏切られたときのショックは計り知れない。結局、彼女は女性のことをどう思っていたのだろうか。真相はわからないが、当の女性は、
「縁を切ったのか切られたのか疑問ですが、嫌われる以外に彼女から離れられる方法はなかったように思います。今は窮屈な思いをせず、自分の夢を追って生きられています」
と気丈に綴っていた。
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