「〇連勤」という言葉を耳にすることはよくあるが、「数か月連続勤務」の状況に置かれていたとしたら、もはや何日連続で働いていたかなど数えられなくなってしまうだろう。
東京都の30代前半の男性(事務・管理/年収550万円)は、実際に何か月も休日なしで働いているというが…(文:國伊レン)
業務がなんとか回ってしまっているため、職場環境が改善されず
男性の職場では組織の拡大に伴って業務が激化し、20人の部署で1年の間に退職者3人、休職者3人が出ているという。
また、管理職自身が「休日なしで数か月連続勤務」という「かなり長い時間働いている(中略)状況でなんとか業務が回ってしまい、職場環境が改善されないことも要因と考えられます」と男性は分析している。
この他にも、休職者が続出する職場に関する投稿が寄せられている。神奈川県の50代前半の男性(ITエンジニア/年収1100万円)は、
「社員が30名ほどのプロジェクトですが、半年で離職者3名、休職者3名出ています」
と語る。
男性の担当しているプロジェクトは中途採用が7割を占めており、現行システムを理解している人が少ないようだ。「そんな中、システム刷新なんてできるわけもなく、精神的に辛い状況」であると男性は打ち明け、
「プロジェクトが上手くいかないことを中途入社の人に責任を擦り付ける文化が横行し、各チームがギスギスしている」
と窮状を明かした。
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