三重県の鈴鹿サーキットで開催されている2023スーパーGT第5戦『SUZUKA GT 450km RACE』。8月26日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したSUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人と山内英輝が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
井口卓人 Q1担当/ベストタイム:1分58秒975
「午前中の公式練習では山内選手が走り出しから速く、2番手に大きな差をつける速さ見せていました」
「ですが速すぎて、あれだけぶっちぎっていてQ1を通れなかったらと思うと逆に緊張してしまいました」
「そんななかでもうまくまとめることができましたし、トップで山内選手につなぐことができたのでホッとしています」
「Q2での山内選手の走りは異常な速さだったと思うので、こんなに速いドライバーと組む事ができてありがたいなと思います」
山内英輝 Q2担当/ベストタイム:1分57秒608
「記録(GT300最多ポール獲得)が達成できて、心から嬉しいです。チームのみんなや井口選手、ダンロップさんをはじめとしたみんなの協力がなければ、達成できなかった記録だと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです」
「自分は昔、レースができない期間が2年ありました。その苦い経験がありながらレースに復帰して、スバルのみんなとこのパッケージを手に入れて達成することができた記録なので、感謝の言葉以外出てきません」
「(ポール獲得を確信したのは)スプーンカーブ手前でした。車内の画面に、練習走行時とのタイム差が出るのですが、どんどんマイナスになっていくのでこれは抜かれないだろうと」
「(ピットに戻るときに)過去に走らせてもらっていたチーム(ゲイナー)のみんなが出迎えてくれたりして、その瞬間に過去色々あったことを思い出しました。また、聞こえてくるお客さん達の拍手があまりにも嬉しくて、恵まれた環境で走らせてもらっているなと思うと涙が出てきました」
「ポールポジションを獲ったことで優勝に一歩近づいたと思うので、明日はしっかり切り替えて頑張りたいと思います」