電車でトラブルに巻き込まれそうになった際はどうしたらいいのだろうか。東京都の50代前半の男性(事務・管理/年収300万円)は2年ほど前の帰宅途中に「電車から降車する時に、ヤンキー風の男にインネンをつけられた」という。
「降車するため出口に向かっていた時、降車する人がまだいるのに乗車してきた若い男と肩がぶつかりました。咄嗟に反射的に『失礼』と言ったところ、悪い意味で据わった目つきで『何が失礼なんだよ』と凄んできました」
何だか嫌な予感がするが男性はどう対処したのだろうか。(文:谷城ヤエ)
「トラブルが起きない、仮に起きてもすみやかに好ましい形で解決できるように」と願う男性
突っかかってきたヤンキー風の男に、
「これはこちらが折れないと周囲に迷惑も掛けるしどうしょうもないと思い、私が悪いことにして一応謝り、男は得意気になって乗車していきました」
と事を収めるため、大人の対応を取った男性。
「しかし、私としては釈然としません。数日後に、駅近くの交番でこのことを話して、今後同様のことが起きたらどうすべきか相談しました」
警察官からは「こういう事態になると喧嘩になってしまうことが多い、それを自制したことは立派だ」と言われ、男性の気持ちも少しは晴れたそう。対処方法は「警察官を呼んで欲しい」とのことだった。
その後男性は「件の男を見かけることは今のところ無くなりました」と胸をなで下ろすものの、
「しかし、通勤や通学のために利用する電車は時間や路線を変えることがほぼ無理です。こういうトラブルが起きない、仮に起きてもすみやかに好ましい形で解決できるようにならないかと、事あるごとに思っています」
と切実な思いを綴った。
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