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デサント「渾身の技術と機能性」を凝縮したスポーツウェアが登場

2023年08月21日 06:01  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
デサントジャパンが展開するスポーツウェアブランド「デサント」から、プレミアムスポーツウェアカテゴリー「PRO」が誕生。スキー、ゴルフ、トレーニングの3カテゴリーで展開する。


○デサントからブランドを象徴するカテゴリー「PRO」が始動



スキーウェアなどを中心に、数々のプロアスリートとの共同開発を通して選手のパフォーマンスアップにつながるウェアを提供し続けているデサント。



今回発表された「PRO」は、アスリートの課題解決を起点に、まだ世の中に無いスポーツウェア開発を目指して提案していくコンセプトに、ブランドの原点ともいえるトップアスリートとの共同開発に基づく独自の機能美を凝縮したのが特徴だ。



同社では近年、着用シーンをスポーツに限定せず、日常生活での快適さを求めた全地形テックウェアの「ALLTERRAIN」も展開しているが、今回の「PRO」シリーズはスポーツ愛好家やプロに向けたもの。


アスリートの自信や挑戦する心を支え、記録を伸ばすべく開発された高機能、高品質、デザイン性に優れたスポーツウェア群「ADVANCED SPORTS」として展開。



テクノロジーとクラフトマンシップ、デザインを掛け合わせ、あらゆる人にまだ見ぬ価値と最上の機能美を提供することを目指すという。



「PRO」シリーズは、デサントの「ADVANCE SPORTS」のスポーツテックを象徴するカテゴリーとして位置付けられているのだ。

○独自技術「Schematech」を「PRO」の全プロダクトに採用



登場するテクノロジーの一つが「Schematech(スキーマテック)」。"第2の皮膚"をコンセプトに開発されたデサントの独自技術で、体の部位ごとに異なる機能を配置するため、1枚の布に異なる組成や組織を構成する特殊技術となっている。


アスリートの体の動きに合わせ、伸縮性を高く持たせたい部位、逆に伸縮性を抑えたい部位など、部位によって求められる機能は異なってくる。しかし、適した布地をそれぞれに用意してつなぎ合わせるとなると、縫い目など空気抵抗などの面からマイナスに働くことも多い。



そのため、できるだけつなぎ目を少なくすることが求められる。スキーマテックは、1枚の布地にさまざまな機能を持たせ、各競技シーンに合わせたパターン設計技術と融合することで、動きやすさを生み出し、ストレス軽減とパフォーマンス向上をサポートするのが特徴となる。


スキーウェアでは、スキーマテックにより背中など必要な部位はより伸びるように設計。衣服内の空気の流れを想定した特殊な配置のダウンチューブ構造により、高い保温性を備えながらも快適な着心地を得られるようになっている。

ベンチレーション用のファスナーもあるが、ウェア自体が有機的に呼吸するようなコンセプトで作られているという。



また、スキーパンツには「プロテクションマッピング」と呼ばれる保護転写プリント処理技術により、強度を付加。スポーツに求められる頑丈性を担保した。


ゴルフのダウンジャケットでも、スキーマテックにより、肩や肩甲骨まわりなどに伸び感もたせ、ゴルフシーンに適した設計となっている。


脇下にはパターン技術のアークカットを採用してより、より動きやすくした。ダウンは体にフィットして動きに追従する、エアーサーキュレーションダウンを採用。



また腹部のふくらみがプレーに影響してしまうためニット素材とのハイブリッドで仕上げることでふくらみを抑えた。



そしてジッパー部分は衣服内の快適性を高めるデュアルベンチレーションシステムも搭載している。パンツも、ゴルフはシャツインスタイルが基本のため、シャツの吊り上がりを防止する防滑性素材を使用しているという。


トレーニングウェアでは、特殊な融解技術を用いた1枚生地ながらも、部位ごとにさまざまな機能を付与。ウェア全面は風を通しにくくすることで寒さを抑え、背中部分は蒸れを逃がしやすい加工がほどこされている。


パンツも大腿部は風を通しにくく、膝下は動きやすさを重視して伸縮性を高めた。蒸れやすい膝裏などは通気性を高めてある。また、裾はシューズが引っ掛かりにくい構造となっている。


今期のカラー展開は黒のみ。8月9日より直営店やオンラインストア、一部百貨店などで順次発売している。



宮崎新之 宮崎 新之(みやざき よしゆき) 大学卒業後に勤めていた某職から転職し、編集プロダクションへ。ライブや演劇などを中心としたフリーのチケット情報誌の編集者となる。その後、編集プロダクションを辞めて大手出版社の隔週情報誌編集部に所属、映画ページを担当。2010年よりフリーランスに。映画をメインにエンタメ系の編集ライターとして、インタビューや作品レビューなどで活動中。 著者webサイト ◆これまでの仕事歴 LAWSONTICKET with Loppi(ローソンチケット) / TOKYO★1週間、KANSAI★1週間(講談社) / ケーブルテレビマガジン(JCN) / web★1週間(講談社) / マイナビニュース(マイナビ) / SPA!(扶桑社) / TVぴあ(ウィルメディア) など この著者の記事一覧はこちら(宮崎新之)