鈴木操が個展を開催　「硬い漆喰と割れそうな風船」を用いた作品などを展示

　彫刻家で文筆家の鈴木操が、個展「fortunes」を西麻布に位置する「TAVGALLERY」で開催する。会期は8月25日から9月10日まで。

　鈴木は1986年生まれ。文化服装学院を卒業後ベルギーへ渡る。2015年に初個展「記憶喪失の石灰 – Amnesia Lime -」開催し、近年では「バルムング（BALMUNG）」とコラボレーションを行うなど、ファッションと彫刻のジャンルを跨いだ制作も続けている。
　fortunesでは、漆喰と風船を用いていつか割れるかもしれない偶然性という外的要因を取り込んだ「Deorganic Indication」シリーズを中心に、蛭というモチーフを作り手の象徴である手と重ねた新作の写真シリーズ「分裂する蛭、私の手」などを発表する。

■fortunes会期：2023年8月25日（金）～9月10日（日）会場：TAV GALLERY所在地：東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布4F営業時間：13:00～20:00休廊日：月曜日、火曜日