8月20日にモビリティリゾートもてぎで行われた2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の決勝は、スタート直後に多重クラッシュが発生し、赤旗中断となった。このうち、ドクターヘリで病院に運ばれた牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、病院での検査を終えて大きな怪我がなかったことが分かった。
スタートでは野尻智紀(TEAM MUGEN)とリアム・ローソン(TEAM MUGEN)が並んで1コーナーに入っていったが、2コーナー立ち上がりで外に膨らんだローソンが縁石でバランスを崩してスピン。コース中央に戻ってきたところに牧野、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が乗り上げてしまい、2台は宙を舞った。さらに後方で行き場を失った松下信治(B-Max Racing Team)もガードレールにマシンをヒットさせ、3台がリタイアした。