一度しかない新卒の就職活動。最初の会社は後のキャリアに大きく影響するからこそ、後悔の気持ちが出てくることもあるかもしれない。
東京都の20代後半の男性(ITエンジニア/年収500万円)は就活で「7個内定もらったが、大手電力会社を蹴ってメーカーに入社」したことを後悔しているという。(文:永本かおり)
「あのとき電力会社を選んでおけば」
男性は、最終的にメーカーに入社した結果、散々な目に遭ったようだ。
「上司ガチャに外れて毎日パワハラを受けて現在転職活動中。あのとき電力会社を選んでおけばという思いが今でも消えない」
どんな上司の下になるかは入社してみなければ分からないことだが、選択肢が多かっただけに悔しかっただろう。
一方で、就職活動のやり方がよくなかったと後悔している人も。三重県の30代前半の男性(技能工・設備・交通・運輸/年収400万円)は、
「当時は何でもいいから内定を取ろうと考えていたため数撃ちゃ当たるの精神で行っていた。そのため企業研究をほとんどせずに面接に臨んでしまい不採用を積み重ねるだけであった」
このような就職活動を経て、現在男性はこのような思いを抱いている。
「数撃ちゃ当たるではなくしっかりと自分で良いと思った企業研究をしてから選考に望めば良かったと後悔している」
就職した会社が自分に合うかは入ってみないと分からない部分もあるが、ダメだったら転職するという方法もある。後悔のないよう、キャリアについては就職後も節目節目でよく考えることが大事、ということだろうか。
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