職場で盗難が起きても、犯人が特定されず有耶無耶になってしまうこともある。東京都の30代後半の女性(専業主婦・主夫/その他/年収100万円未満)は、
「私が働いていたフロアは、外部の人は一切入りません。掃除やごみ捨ても社内の人で回しています」
というが、そんな職場で女性は窃盗被害にあったという……。(文:谷城ヤエ)
盗んだ使いかけの歯磨き粉を「家に持ち帰って家族で使っているのか…」
女性の職場のトイレには棚があり、「それぞれポーチや袋に入れた歯ブラシ等の私物を置いて」いるそう。
「ある日私が歯磨きをしようと袋を開けると…なんと、使いかけの歯磨き粉がないのです。袋の口はしっかり閉めてあり、落ちるような場所にもなかったので盗まれたと…」
女性もまさか歯磨き粉のような衛生用品を盗まれるとは思いもしなかっただろう。
「とても気持ち悪くて上司に相談したところ、トイレットペーパーが盗まれることはたまにあったらしく困っていたが、歯磨き粉は初めて聞いたと。今まで私物を盗まれた人はいなかったようです」
女性の職場は「ほぼ主婦の集まり」だったので、その中の一人が盗んだ可能性も考えられる。女性は、
「(盗人は)家に持ち帰って家族でそれ(使いかけの歯磨き粉)を使っているのか…と想像してドン引きしました」
「それ以来、歯磨き粉に油性ペンで名前をデカデカと書き、誰だかわからない盗人をディスる言葉で歯磨き粉を埋め尽くして置くようにしました。今思い出しても気持ち悪いです」
と振り返った。
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