正月に年賀状を送りあう文化は多くの日本人に親しまれているが、それが原因で人間関係のトラブルに発展することもあるようだ。
千葉県の30代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、
「毎年正月になると、年賀状で結婚式の写真や子どもの写真をお送り付けてきて、幸せの押し付けに不愉快」
と心情を吐露し、年賀状にまつわる絶縁エピソードを打ち明けてくれた。(文:國伊レン)
「喪中なのを知っていたのに、年賀状が届いた」
女性には、年賀状を送っても返事が来なかった友人がいたという。しかし、その友人は「子どもができたら年賀状を送り付けて」きたそうだ。
わざわざ子どもができた幸せを押し付けるために年賀状を送ってきたと感じたのだろうか、女性は
「絶縁しました」
と明かし、締め括った。
年賀状に関する絶縁エピソードはこれだけではない。香川県の40代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収500万円)は、友人から
「私の父が亡くなったあとお悔やみのLINEを貰っていたので喪中なのを知っていたのに、年賀状が届いた」
と、失礼な振る舞いをされたという。ただ、友人と絶縁した理由は年賀状だけではなかったようで……。
「それ(喪中に友人から年賀状が届いたこと)以前に彼女の父親から大きさの違うスタットレスタイヤを購入してしまい、運転中タイヤのボルトが外れてしまい危うく死ぬところだった」という。詳細は不明だが、サイズの異なるスタットレスタイヤを購入したのは友人の父親のせいだと女性は言いたいようだ。それを根に持っていたところ、喪中に届いた友人の年賀状が絶縁の決め手になったのだろう。
本来は新年のお祝いや日頃の感謝の気持ちを伝えるのが年賀状である。年賀状が絶縁のきっかけになってしまうとは、何とも切ないことだ。
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