今月8日に米ハワイ州のマウイ島で起きた大規模な山火事は、甚大な被害をもたらした。ハワイ州知事のジョシュア・グリーン氏(Joshua Green)は16日、これまでに110人の死亡が確認されたことを発表している。そんな中、焼け野原と化した海岸沿いのリゾート地で、1軒だけ無傷だった家が話題となっている。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
現在、米カリフォルニア州在住のパティーさんは、米紙『San Francisco Chronicle』のインタビューに応じ、「この家はハワイの昆虫や湿気から守るため、コンクリートで造られているからだと思います」と語った。パティーさんによると、この家は彼女の祖父であるカズイチ・タムラさん(Kazuichi Tamura)が1950年代に自ら建てたものだという。
画像は『New York Post 2023年8月16日付「Single home surrounded by burned-out destruction somehow survives Maui wildfires」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)