大友克洋が製作総指揮・総監督を務めたオムニバス作品「MEMORIES」が、8月20日19時よりBS12トゥエルビの「日曜アニメ劇場」で放送される。
【大きな画像をもっと見る】「MEMORIES」は「若い才能と仕事がしたい」というコンセプトのもと、大友克洋が30代前半の気鋭のクリエイターたちと作りあげた全3話構成のアニメ作品。アニメーション制作はマッドハウス、スタジオ4℃が手がけた。全体のオープニング・エンディングの音楽を、電気グルーヴの石野卓球が担当している。
「Episode.1『彼女の想いで』」は、宇宙空間に浮遊するゴミの回収・解体作業を請け負う独立業者4人が遭遇した叙情的ホラー。監督は森本晃司、脚本は今敏、キャラクターデザイン・作画監督は井上俊之、音楽は菅野よう子が手がけている。監督として岡村天斎が参加した「Episode.2『最臭兵器』」は、現代の日本を舞台に、誤って実験用の薬を飲んだ男が巻き起こすブラックコメディ。大友自ら監督を担った「Episode.3『大砲の街』」第3話では、22分間の全編をワンシーン・ワンカットで処理するという、アニメ史上に例を見ない驚異的かつ画期的な手法が用いられた。
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