暑い夏にエアコンは欠かせない。職場ではエアコンの設定温度をめぐり論争が巻き起こることもある。(文:長田コウ)
東京都の60代前半の男性(営業/年収500万円)は、
「職場では夏季はエアコンの設定温度が28度となっていますが、28度という温度は自分にとっては暑い温度であり、25度位にしたいのですが、何故か事務所のエアコンの設定温度は28度以下には設定できないように固定されています」
と、不満を綴る。
「従業員が体調不良になっても基準は変わりませんでした」
「会議室では固定ではないので25度に下げています。これくらいが執務室の温度としては最適です」
と、事務所とは違いエアコンの設定温度を変えられるありがたみを吐露している。
また、快適な温度のためなら、と粉骨砕身した女性もいる。50代前半の女性(愛媛県/事務・管理/年収350万円)は、職場の設定温度について「今は設定25度、快適です。さんざん上司と争った結果です」と綴る。
女性が働く職場では「元々夏は28度以上、冬は20度以上の設定基準」があったという。
「親会社を恐れ、従業員が体調不良になってもこの基準は変わりませんでした」
と、以前の状況を綴るが、果たして従業員の健康を無視してまで守らなければならない設定基準だったのか。
「争った結果、今は25度です」
女性が、現状に満足する様子が窺える。この争いは、女性だけでなく他の従業員にとっても意味あるものだったのではないか。
※キャリコネニュースではアンケート「暑い?寒い?職場のエアコン問題」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/s/8U5T90MB52V4NOHG