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3COINSで半額だった「みじん切りはさみ」を使ってみたらネギが粉々に……でも意外と使える時短アイテムかもしれない

2023年08月15日 14:51  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
メディアなどで「便利アイテム」として取り上げられ、一時期話題となっていた、スリーコインズの「みじん切りはさみ」。先日、店舗にフラッと訪れてみると、定価の550円から70%オフになっているのを発見!


割引に目がない私。「安い!」と思った次の瞬間には、レジで会計を済ませていました。そこで今回は、スリーコインズの「みじん切りはさみ(165円)」をレポート! その使い勝手や切り心地について紹介していきます。

みじん切りはさみとは



「みじん切りはさみ」とは、まな板や包丁を使うことなく、みじん切りができる商品。


はさみは5枚刃となっており、海苔や万能ネギ、シソの葉など、薄くて軽い材料を挟むだけで、簡単にみじん切りをすることができます。



商品には、掃除用ブラシも付属しており、刃の隙間を掃くだけで、ササッとはさみを綺麗にできるのも嬉しいポイント。


食器用洗剤をつけて手洗いすることもでき、はさみに関しては、食洗機を使用することができるため、家事の状況にあわせて、お手入れ方法を選べるのも嬉しいですね。

万能ネギのみじん切り



今回は、この「みじん切りはさみ」を使って、万能ネギと海苔のみじん切りを試してみることに。まずは、スーパーで購入した15本程度の万能ネギの束をみじん切りしていきます。



ネギがさまざまな方向を向いてしまうため、はさみを入れる前に先端部分を揃え、輪ゴムで縛るのがおすすめ。


さっそくはさみを入れてみると、想像以上に力が必要……! なかなか切ることができず、力を思いきり入れると、みじん切りというより、ネギが粉々な状態になってしまいました。


ネギが多すぎだと推測し、本数を半分に減らして再度挑戦! それでもまだ力がいる印象で、スムーズにネギを切ることはできませんでした。


「本当にこのはさみでネギが切れるのか……?」と疑心暗鬼になりながらも、さらにネギを減らして6本程度に。すると切り心地が一転! 力を入れなくても、スイスイとネギがみじん切りにされていきます。


どうやらこのはさみは、刃が多いぶん力が分散され、切る力としてはそれほど大きくない模様。そのため、ネギの束も1回でみじん切りにするというよりは、5~6本ごとにわけてから、はさみを入れる必要がありそうです。面倒くさがりな人には、ちょっと手間に感じるかもしれませんね。



肝心の仕上がりはというと、とても綺麗!はさみをざっくりと入れただけで、とても細かいみじん切りができました。


なお、ネギの長さは1本1本異なるため、はさみを入れる位置によっては、末端部分が赤丸のような長い状態で残ってしまうことも。そんなときは、長い状態のネギに再度はさみを入れて、細かくカットしてくださいね。

一方、みじん切り後のはさみはというと、ネギがべっとりと付着してしまっています。刃の隙間はかなり狭く、はさみを振ってもなかなか落ちてくれません。


そんなときこそ、掃除ブラシの出番! 隙間のネギを落とすように、ブラシを滑らせることで、簡単にはさみからネギを取り除くことができますよ。


はさみについたネギを捨てずに済むので、食品ロスの観点から見ても◎! 掃除ブラシという名前ですが、材料の使い切りのお供として、とてもたのもしいと感じました。

海苔を刻み海苔に



次に切るのは、海苔。焼き海苔6枚をはさみで刻んで、そばの上に乗っているような刻み海苔をつくっていきます。


海苔は、ネギとは違って弾力感がなく、1枚あたりが薄いため、はさみの切り心地は良好。軽い力ではさみを握るだけで、サクッと切ることができました。



しかし、はさみの先(赤丸部分)に力が入りにくいため、海苔の端っこがなかなか切れません。力を思いっきりいれて、端っこをカットすると、海苔が圧力に負けてしまい、一部がボロボロになってしまいました。


しかしこの問題は、はさみの先で切ることがないようにすることで、防ぐことができそう。今回切った海苔よりも、横幅が少し短い海苔を用意するといいかもしれませんね。



そして肝心の仕上がりはこんな感じ。


きちんと刻み海苔になっていますね。市販の刻み海苔よりも、少し太めの仕上がりとなりましたが、「刻み海苔が売り切れていた」といった場合の代用品としてはかなりよさそう。



ちなみにはさみはというと、海苔の付着はほとんどなし。


そのため、掃除ブラシを活用する必要もなく、水でサッと流すだけで簡単にお手入れができました。調理後の楽さでいうと、ネギよりも海苔の方がダントツにいいです。

ネックポイントのお手入れを検証



材料の量やコツを掴めば、簡単にみじん切りができるこちらの商品ですが、ネットやSNSでは「お手入れがしにくそう」という声が目立ちます。



そこで、実際に使用後のはさみを手洗いしてみました。たしかにスポンジでは、刃の隙間といった細かい部分まで掃除ができません。しかし、掃除ブラシで、刃の隙間汚れはある程度落とせるため、「汚れが落ちない」といったお手入れのしづらさは感じませんでした。


なお、洗い終わった後の刃の隙間には水滴がたくさん。これは、ふきんでは十分に拭き取ることができないため、自然乾燥が必要です。しかし、細いものであれば隙間に入り込むことができるので、「洗った後、すぐに収納したい」といった場合には、綿棒などを使って拭き取ってみてもいいでしょう。



切る対象や洗い方に制約はあるものの、なにかと便利な「みじん切りはさみ」。店舗によってはお買い得価格なので、買うのを躊躇っていた人や、使い心地を試してみたい人は、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。(いけたらいくわ)