はまじあき原作による舞台「THEATER MILANO-Za オープニングシリーズ LIVE STAGE『ぼっち・ざ・ろっく!』」が、本日8月11日から20日まで東京・THEATER MILANO-Zaで上演される。初演前には、メディアや関係者向けに公開ゲネプロが行われた。この先はネタバレを含むため、舞台をこれから観に行く人はご注意を。
【動画】結束バンドが生演奏オーディションで選ばれた演技力と演奏力を兼ね備えたキャストたちが、劇中のライブシーンで生演奏を披露する同作。後藤ひとり役には守乃まも、伊地知虹夏役には大竹美希、山田リョウ役には小山内花凜、喜多郁代役には大森未来衣が名を連ねている。
物語はバンド活動に憧れながらも、極度の人見知りのため自宅の部屋で孤独にギターを弾くひとりの描写からスタート。そんなひとりの周りをイマジナリーフレンド・ぼっち~ずが囲み、ダンスで盛り上げる。間も無くしてひとりは虹夏という女子に公園で突然話しかけられ、彼女のバンドにサポートギターとして入ることに。ここから、1人ぼっちでギターを弾いていたひとりの運命が大きく動いていく。
虹夏から下北沢のライブハウス・STARRYに連れて行かれたひとり。舞台上には見覚えのある雑貨屋やスーパー、劇場が大道具で作り込まれ、下北沢の街並みが丁寧に表現されている。STARRYでベース担当のリョウと対面し、初めてのセッションをする3人。1人突っ走ってしまったひとりが自己嫌悪に陥り、ゴミ箱に入るシーンも再現された。
やがてひとりは喜多と出会い、ギターボーカルとして結束バンドに加入してほしいと勧誘。ひとりが緊張のあまりヒューマンビートボックスのような声を出し、黒歴史を更新してしまったり、実は喜多が虹夏とリョウの前から一度逃げていたことが判明したりしながらも、最終的に4人で結束バンドとして新たな一歩を踏み出す。
この舞台で結束バンドは、オーディション合格を経て出場権を得たSTARRYでのスペシャルライブに向けて進んでいく。当日台風が訪れるという災難もありながら、彼女たちは無事ライブを成功させることができるのか。実際のライブさながら、ほぼセリフを挟まずにパフォーマンスされる「ギターと孤独と蒼い惑星」「あのバンド」「青春コンプレックス」に注目だ。
「ぼっち・ざ・ろっく!」は2018年よりまんがタイムきららMAX(芳文社)で連載中。2022年10月からTVアニメが放送され、2024年春には劇場総集編が上映される。
■ 「THEATER MILANO-Za オープニングシリーズ LIVE STAGE『ぼっち・ざ・ろっく!』」
日程:2023年8月11日(金・祝)~20日(日)
会場:東京都 THEATER MILANO-Za
□ スタッフ
原作:はまじあき(芳文社「まんがタイムきらら MAX」連載中)/TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」
脚本・演出:山崎彬
美術:竹邊奈津子
照明:勝本英志
音響:中島聡
映像:森すみれ、荒川ヒロキ
振付:浅野康之
衣裳:木村春子
ヘアメイク:茂木美緒
音楽監督:楠瀬拓哉
音楽コーディネート: Kuboty
小道具:羽鳥健一
演出助手:藤島恵
舞台監督:中西輝彦、仲里良
宣伝美術:橋本悟(threelight)
主催: LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」製作委員会
□ キャスト
後藤ひとり:守乃まも
伊地知虹夏:大竹美希
山田リョウ:小山内花凜
喜多郁代:大森未来衣
伊地知星歌:河内美里
廣井きくり:月川玲
後藤ふたり:岡菜々美、津久井有咲(ダブルキャスト)
ぼっち~ず
PAさんほか:堀春菜
後藤直樹ほか:澤田美紀
後藤美智代ほか:斉藤瑞季
ギタ男ほか:ピーターピータ―
ファン1号ほか:やじりまおん
ファン2号ほか:園田光
(c)はまじあき/芳文社・アニプレックス (c)LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」製作委員会