《また激ヤセした?》
《久しぶりに見たけど、こんなに細かったっけ……》
8月25日から公開される話題の映画『春に散る』。主演の佐藤浩市は40年ぶりに帰国した元ボクサー役。横浜流星が演じる再起をかける若いボクサーを指導するという、師弟の物語だ。
今年の12月で63歳となる佐藤。映画の予告編では、年齢を感じさせない鋭い動きを見せている。
身長180センチ以上で体重64kg
「横浜さんとのスパーリングやトレーニングのシーンなどがあって、元ボクサーらしく軽快に動き回っており、さすがの役作りだと思いました。“現役時代とほとんど変わらない元ボクサー”という役柄に近づけるため、体重を64kgまで落として撮影に臨んだそうです」(テレビ誌ライター)
あくまでも役作りのためではあるが、ネット上では佐藤の“変貌”に戸惑う声も。
「佐藤さんは身長が180センチ以上あり、もともとガッチリした体形のイメージがあります。還暦を超えて、髪の毛も白髪になり、今回のやせた姿を見て“何かあった?”と疑ってしまうのも無理はないかもしれません」(スポーツ紙記者、以下同)
だが、佐藤の激ヤセが指摘されたのは、今回が初めてではない。
「2020年に公開された映画『Fukushima 50』でも主演を務めましたが、そのときの記者会見で、頬がこけて、シワが増え、いつもの精悍な佐藤さんとは程遠い様子だったんです。そのときも、ネット上で“重病説”が流れました」
芸能人の容姿が激変すると“深刻な病気かも”“何か事情があったのでは”と邪推されてしまうのが、佐藤は自身の激ヤセについて“種明かし”をしていた。
大腸ポリープの術後に5kgヤセた
「体調に関する憶測が流れているのを知って、佐藤さんは自らその理由をテレビで説明していました。2020年の年明けに大腸のポリープを除去する手術を受けたが、そのために1週間程度、食事を絶っていて、手術の直後にはアニサキスに当たったこともあって、5kg程度やせてしまったとか。しかも、その時点ですでに『春に散る』のオファーも受けており、役作りのために身体を絞る必要があったため、体重を戻せなかったんでしょう」
当の佐藤は「1回やせると老けるね!」と、明るく話してもいたという。
「今はネットで画像がひとり歩きして、すぐに“激ヤセしてヤバイ!”とか“心配です!”とか、安易な反響がすぐに拡散してしまう。ですが、佐藤さんは迷惑をかけまいと、ご自分の口で説明されていますし、仕事もセーブせず映画やドラマのオファーが絶えないみたいですから、心配はいらないんですけどね」
2023年7月には『週刊女性』で2026年公開予定の映画で“死体役”をロケで熱演した後、千葉に構える自身の高級別荘で悠々と過ごす佐藤も報じた。佐藤は、まだまだ元気に咲き誇っている。