しかし、1台に違反があったようで、4位のF.C.C. TSR Honda Franceのマシンも追加で検査が行われていた。そのレース後車両検査が終了した翌日の8日20時に、正式順位結果が公示されたが、その結果ではTOHO Racingが失格となっていた。理由は2023年FIM世界耐久選手権規則の第2.6.6.10条にある燃料タンクの過容量の違反があったからだ。FIMテクニカルディレクターによる2度目の検査でも過容量が記録されたようだ。
そのため、勝者は変わらないが、2位がSDG Honda Racing、3位がF.C.C. TSR Honda Franceに繰り上がった。2023年の鈴鹿8耐は全50台のうち44台が完走、3台が未完走、2台がリタイア、1台が失格となった。