友人だと思っていた相手から失礼な振る舞いをされたら、ショックは大きい。特に自分が悲しみの中にいる最中の出来事だとしたら、縁を切るほどの決断をすることも。東京都の60代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、息子の死をキッカケに50年近い付き合いのあった友人と絶縁したという。
女性は、友人からある言葉を言われた。
「友人だった人が電話で、『普通は1万円香典渡した人には、返礼品2つ、お米ともう1つ渡して、四十九日後にもお返しするんだ』って言ってきた。(香典は)即日返しの半返しで、5000円ぐらいの(返礼品)をお返ししたから、『1万円の人は、後は返さなくていいと葬儀屋さんに言われた』って言っても、同じことを言ってきた」
この時女性は息子を亡くしたばかりで四十九日前だった。(文:コティマム)
何事もなかったかのように連絡してくる友人に絶縁を伝えると「覚えていない」
女性が悲しみに暮れる中で、まさかの香典返しについて意見してきた友人。女性は「息子を亡くして悲しい時にそんなこと言う人とはもう付き合えない」と思い、連絡を絶った。しかし……。
「3か月後に電話かかってきて、『お土産送った』と言うから、もうお付き合い出来ないことを伝えた。本人は『覚えていない』って言ってたけど、2回も言ったし覚えていないはずはないと思った」
女性は、何事もなかったかのように連絡してきた友人にハッキリと付き合いを断った。
「高校時代の友人で48年の付き合いだったから、情けなくストレスで、全身蕁麻疹も出ました」