8月6日、三重県の鈴鹿サーキットで『2023 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会』が開催され、8時間に渡る長丁場の決勝レースが行われた。鈴鹿8耐に唯一の女性ライダーとして参戦し、チェッカーライダーを務めた平野ルナ(Dr.Dry Racing TMR with ACE CAFE)が決勝を振り返った。
レースでは計3度のスティントを担当した平野は、昨年に引き続きチェッカーライダーを務めた。Dr.Dry Racing TMR with ACE CAFEはスタートで順位をいくつか上げて40番手あたりを走行する。転倒やマシントラブルなどもなく、ふたりのライダーが順調に周回を重ねていき、平野の1度目のスティントでは少しトラブルが起こったという。
さらに、マシンにタイムが表示されないというトラブルもあったようだ。しかし、Dr.Dry Racing TMR with ACE CAFEは安定したペースで3人のライダーが走り進めていき、中盤から終盤にかけて30番手台を走行。最後は梶山から平野へとマシンが託され、チェッカライダーとして最後までマシンを運びきり、199周を走破して見事31位でチェッカーを受けた。そんな平野は次のように決勝レースを振り返った。