8月6日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された『2023 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会』の決勝レースで優勝したTeam HRC with 日本郵便の長島哲太、高橋巧、チャビ・ビエルゲが決勝レースを振り返った。
■長島哲太
「素直にまずはホッとしたという気持ちが一番大きいですね。正直本当に走れるかわからなくて、自分的には怪我の状態がどうであれ走りたいとは思っていましたし、走らせてもらえればタイムを出す自信はありました。逆に出せなかったらすごくダサいと思っていましたし、勝てなかったらヤバいなと思っていたのですが、なんとか最終的にこうやってまた表彰台のてっぺんに戻ってこられたので、本当にHRCのみなさんにはすごく感謝しています」
■高橋巧
「ホッとしています。僕の最後のスティントで雨が降ってきて、いじめなのかなというくらい。清成(龍一)さんとさっき話していたんですけど、(雨の走行は)ちょっと遅すぎましたがあの場で転ぶわけにもいかないし、本当に最低限のリスクで走って無事バトンを渡せたのでそこがまず一番ホッとしてます」
「あとは哲もそうだしチャビもいいペースで走ってくれて、それが結果に繋がったと思っているので、すごくありがたいしチームのみんなにも感謝しています」
■チャビ・ビエルゲ
「初めて鈴鹿8耐に参戦することができて、そして勝つことができたというのは本当に最高だと思っているよ。本当に素晴らしいと思うし、チームに感謝している。そして今週末チームメイトのふたりから本当にたくさんのものを学んだし、それを全部取り入れて今日はベストを尽くしたいと思っていた。全然簡単ではなく難しかったよ」
「そして2回目に僕が担当していたスティントでは、セーフティカーが出てきて本当にどうしようかと思ったよ。そのあとだいぶ後ろの方でオーバーテイクするのも非常に難しくて、危険だなというふうに思いつつも、でもここで失敗してはならないとい思っていた。また彼らのスティントでは雨も降ったり、みんな乗り越えて勝つことができて本当に最高だよ。ありがとう」