小学生の時から20年来の仲だった友人と絶縁したという経験談が寄せられた。30代前半の女性（大阪府／医療・福祉・介護／年収550万円）は、友人の些細な一言がきっかけで絶縁を決めたことがある。（文：林加奈）
女性は現在の夫と交際中だった頃に、友人から同僚と不倫していることを打ち明けられたという。
「その後からたびたび、いつどこへ行ったなどの経過を話してくるように。結婚を考えている私にそんな話をするのもどうかとは思っていましたが、20年来の仲ということもあり、やんわりと窘めつつ話を聞いていました」
と振り返る。
「私としてはとてもうれしかったのですが」
その後、女性は婚約。もともと親と確執があったが、結婚の報告を無事に済ませ、親からプレゼントとしてペアのマグカップをもらったという。
その友人も、女性が親との関係に悩んでいることを知っていた。「心配してくれ、『様子を教えてほしい』と言われていたのです。親への報告は無事に済み、ささやかなお祝いとしてパのマグカップをもらった」と、友人にも報告したという。ところが…。
「親からのプレゼントなんてほとんどなかったので、私としてはとてもうれしかったのですが。（中略、友人の）返答が『マグカップって微妙じゃない？余りがちだし』と……。私の嬉しかった気持ちも親の気持ちも、全て台無しにされた気分でした」
自分が受け取ったプレゼントならまだわかるが、他人が受け取ったプレゼントにケチをつけるとは無神経すぎる。サシ飲みに頻繁に行くほど仲が良かった友人だったが、女性は「不倫の話もあって元から少しずつたまっていた不信感が一気に噴出してしまい、その後からは連絡を取らなくなりました」と綴っていた。
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