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新人教育が皆無だった職場を2週間で辞めた男性 「ほぼ放置。誰一人としてほとんど会話してくれなかった」

2023年08月02日 06:10  キャリコネニュース

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従業員を雇う以上、研修や新人教育は必須だが、実際には仕事を教えてもらえず、即行で辞めたケースが少なくない。「新人社員に対する教育体制が皆無だった」ために、デイサービスを2週間で退職した40代前半の男性(大分県/福祉・介護/正社員・職員/年収300万円)の経験談を紹介する。(文:林加奈)

「不信感しかなかったし、とにかく居心地が悪い環境だった」

男性はもともとデイサービスでの勤務経験があり、そこを評価されて採用されたのだろう。しかし、

「キャリアが長いから仕事をこなせただけで、ほとんど指導されていません。ほぼほぼ放置状態でした」

「すべてのスタッフに言えることで、新人社員とコミュニケーションを取る気が全くなく、誰1人としてほとんど会話してくれなかった。現場責任者であるはずの相談員さんでさえも、業務の話を一方的にするだけで、新人社員に対するフォローもケアも全く皆無」

経験者でも入社間もない頃は研修は必要だ。チームワークが求められる仕事でコミュニケーションが取れなくては、仕事にならないのではないだろうか。男性は、

「ここは新しく入った人を『辞められないようにしよう』とか『長くいてもらおう』という思いが全くないのか?と不信感しかなかったし、とにかく居心地が悪い環境だった。この会社に長くいたいなと全く思わなかった」

と振り返る。2週間で退職したが、「辞めて満足してます」と明かしている。

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H