7月29日、大分県のオートポリスでENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第4戦『スーパー耐久レース in オートポリス』の公式予選が行われ、ST-Xクラスの1号車HELM MOTORSPORTS GTR GT3(鳥羽豊/平木湧也/平木玲次)が総合ポールポジションを獲得した。
ST-Xの2番手には鵜飼龍太/蒲生尚弥がアタッカーを努めた中升 ROOKIE AMG GT3、3番手には永井宏明/小高一斗が予選を走行し、ブリヂストンタイヤへのマッチングが進むDENSO LEXUS RC F GT3がつけている。
GT4マシンが参加するST-Zクラスは、KOTA RACINGのエントリー取り消しにより8台での争いに。予選では885号車シェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVOのHIRO HAYASHIがAドライバー予選で1分57秒239というトップタイムをマークすると、続くBドライバー予選でも平中克幸が1分56秒230を記録し、こちらも両セッション首位という文句なしの結果で885号車がクラスポールポジションに輝いた。
スーパー耐久機構が認めた開発車両が参戦するST-Qクラスでは、28号車ORC ROOKIE GR86 CNF conceptが総合22番手でクラストップに。ST-Qの2番手にはTeam HRCが投入する271号車CIVIC TYPE R CNF-Rが入り、MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio conceptが総合28番手、ORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptが総合29番手となっている。
なお、今戦からST-Qクラスに参戦を開始した12号車MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF conceptは、27日(木)のスポーツ走行でクラッシュを喫してしまった影響で予選に出走できず、決勝に向けた修復作業が進行中だ。
今戦は10台が参加するST-5クラスは、A、Bドライバー予選ともにトップタイムを記録した88号車村上モータースMAZDAロードスターが開幕戦以来、今季2度目のポールポジションに輝いた。2番手に72号車OHLINS Roadster NATS、3番手に65号車odula TONE 制動屋ロードスターが続き、マツダ・ロードスター勢がトップ3を独占。17号車DIXCELアラゴスタNOPROデミオが4番手となった。
2023スーパー耐久第4戦『スーパー耐久レース in オートポリス』の決勝は、30日11時から全クラス参加の5時間耐久レースがスタートする予定だ。