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「仲良くなれないと思っていた」佐野勇斗が語るSnow Man・目黒蓮との意外な“共通点”

2023年07月28日 21:00  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

佐野勇斗(25)撮影/吉岡竜紀

「原作漫画を読み始めて、それほど時間がたっていないタイミングでオファーをいただき、すごくタイムリーでした。その巡り合わせに感謝していますし、うれしかったです」と話すのは『トリリオンゲーム』で、ガク(平学)を演じている佐野勇斗。気の弱いパソコンオタクというキャラクターだ。

 一方、ハルこと天王寺陽(目黒蓮/Snow Man)は超わがままな“コミュ力おばけ”。中学の同級生であるふたりは、資金も事業計画もゼロの状態で起業。

Snow Man・目黒蓮演じるハルとは

「何をやってもうまくいかなかったガクは、ハルくんとタッグを組むことで、自分の強みを生かせるようになるんですよね」

 武器はハッタリとITスキルのみ。Google、Amazon、Microsoftすらのみ込む1兆ドルを稼ぎ出す。

「ガクへの共感? うーん、あんまりないです(笑)。どちらかといえば、自分はハルのほうが似てるかな。何でも挑戦したいほうだし。例えば、就活で落ちるとガクは自信をなくすけど、僕は“こういうのって出会いだから仕方ない”と割り切れるほうですね」

 セリフには、時に一般人では理解不能なIT専門用語も。

「言い慣れない言葉を、早口で一気にしゃべる。やっぱり難しいです。いつもの10倍以上練習しているかも(笑)。第1話の面接のシーンは、監督に“すごくいい”と言われ、うれしかったですね」

 目黒とは本作で初共演となっている。

「会う前はタイプも違うし、“すごく仲良くはなれないのかな?”と勝手に思っていたんです。でも会った瞬間、翻りました。サッカー好き、長男、アイドルグループで活動……など共通点も多いし、仕事に対する姿勢や考え方が似ていて。目黒くんって実はちょっと不器用なところもあるんですが、それを努力で埋め合わせていて。何て言うんだろう? めちゃくちゃいい影響を受けています。しんどいことがあると“目黒くんならどうするかな?”って考えるくらい、自分の中での“メンター”になっています

 連絡はしょっちゅう。プライベートでも“ゴハンに行こう”と盛り上がっているそうだが、

「お互いのスケジュールがびっくりするほど合わない(笑)。1週間、毎日予定を探り合っているのに実現できていなくて(笑)。僕は戦友のように思っているので、クランクアップ後もこの友情は続くはず!」

グループでいちばんワガママ!?

 “俺らのワガママは世界一だ! 1兆ドル稼いで、すべてを手に入れる”と謳われている本作。ぶっちゃけ、ワガママな一面ってある?

「結構、ワガママなほうかも(笑)。というのも、ワガママって字で書くと“我がまま”。やりたいと思ったことはすぐに行動に移すほうなので。(所属するアイドルグループの)M!LKの中でいちばんワガママなのは僕じゃないかな? “今度はこれをやろう!”っていつも言い出すし。もちろん人に迷惑をかけるワガママはダメですけど、“我がまま”は僕はありだと思っています」

 ガク&ハルが抱く野望は1兆ドル。では、佐野の野望は?

「M!LKでのドームツアーですね。もともと僕は、みんなを幸せにするような国民的アイドルになりたいという気持ちから、この世界に入っているので。ドームツアーができたら、国民的アイドルといえるんじゃないかと思っているので。メンバー全員でその景色を見て、笑い合いたいですね」

 俳優として、アイドルとして。ノンストップで“我がまま”に突き進む――。

1兆ドルをゲットしたら?

 1兆ドルは、日本円に換算すると約140兆円(※)。手に入れたら、どうする?

「40兆円は自分の大切な人やお世話になった方に配りたいですね。残りの100兆円は慈善活動に使ってみたいです。100兆円が投入された先は、きっと何かが変わると思うから」

 自分へのぜいたくには使わないの?

「車を買ったり、家を建てたりはしたいですけど、それでもとんでもない額が余りますよね? 難しいな。あ、経験に対してお金を使うことは好きなので、世界遺産を見に行ったり、宇宙に行ったりしてみたいです」