アストンマーティンのリザーブドライバーを務めるストフェル・バンドーンは、来週スパ・フランコルシャンで実施されるピレリのタイヤテストに参加する予定だ。彼がこのコースでアストンマーティンのF1マシンを走らせるのは初めてのことだ。
バンドーンは、ピレリのブランケットレスタイヤのさらなる開発作業が含まれる2日間のテストを、ランス・ストロールと分担する。またマクラーレンは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリをテストに参加させる予定だ。
バンドーンが前回F1マシンで走行したのは、2020年12月にメルセデスから参加したアブダビテストでのことだ。アストンマーティンの現行マシンであるAMR23を走行する機会に恵まれたバンドーンは、シルバーストンにあるチームのシミュレーターで定期的にドライブしてきたグラウンドエフェクトマシンを深く理解することになる。
マクラーレンでF1デビューを飾り、2016年から2018年まで同チームに在籍したバンドーンは、現在F1のレースウイークにはアストンマーティンのリザーブドライバーをフェリペ・ドルゴヴィッチと交代で務めるかたわら、DSペンスキーからフォーミュラEに参戦している。フォーミュラEでは2021/22年にメルセデスEQ・フォーミュラEチームから参戦してタイトルを獲得しており、WEC世界耐久選手権ではプジョーのワークスチームのリザーブドライバーも務めている。