Text by CINRA編集部
書籍『超老芸術』が7月31日に刊行される。
著者の櫛野展正は、ヤンキーや死刑囚、知的障害者など、美術の専門教育を受けていない人々の表現活動を取り上げた展覧会を手がけるキュレーター。
同書では「超老芸術家」、すなわち「高齢になってから、あるいは高齢になってもなお、表現活動に情熱を燃やす人たち」にスポットライトを当てる。退職後に巨大な海老や蟹などが街を襲う様子を描き始めた稲田泰樹をはじめ、25名の個性的な「超老芸術家」の作品とインタビューをオールカラーで収録。1950年代から1920年代まで、各作家の生まれた年代ごとに10年刻みの4部構成となっている。
また10月3日から8日にかけて、東静岡・グランシップ6F展示ギャラリーで作品集をもとにした展覧会「超老芸術展」が開催される。
同書の刊行に際して、「超老芸術」を取り上げたNHK番組『レギュラー番組への道』の司会であるくっきー!(野性爆弾)からコメントが寄せられている。
【くっきー!(野性爆弾)のコメント】
見事なネーミング『超老芸術』と見事な作品の数々。隠れてござんした獅子の群れが一気に開放!が如くマナコガンビラキ状態。決して手を抜かぬ超老様方の品々を隅から隅までご堪能あれの極みの向こう側へレッツゴーでございます。