家族ぐるみのつき合いをする親しい友人でも、言っていいことと悪いことがある。50代女性(大阪府/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は去年の秋、「姉妹よりも仲良く家族ぐるみで付き合う仲」だった10年来の友人と縁を切ったという。
女性は1年前の3月に乳がんであることが判明した。「予防のために全摘か部分切除か」と悩んでいたとき、友人から、
「『全部取ったらいいやん』と軽く言われ、戸惑いを覚えました」
と明かす。(文:林加奈)
1時間前に電話があり、イチャイチャしながらのろけ話
乳房を残すか残さないかはセンシティブな話題で、軽いノリで話すことではない。しかし翌月の手術当日、その友人から連絡があったという。
「前日から寝れず、帰りたいと不安になっている私に『大丈夫?』とLINEがあり、『やっぱり心配してくれてるんだ』とうれしく思った」
ところが、友人は手術の直前になって信じられない行動をする。
「手術室に行く1時間前に電話があり『今からデートやねん。ちょっとやめてよ~』とイチャイチャしながらのろけ話ばかり。相手は妻子持ちだし手術の時間も知ってたのに……さすがに引きました」
手術の時間を知った上で、不倫デートを自慢してきたのだから意味がわからない。いくら10年来の親しい仲とはいえ、非常識にもほどがある。
「その後も私の心配よりものろけ話ばかり。共通のお友達と仲良くなり、いろいろ話すうちにお互いの家庭の悪口をあることないこと言っているのが判明。裏の顔を知ってしまい、ショックで絶縁しました」
と失望のうちに絶縁した経緯を綴った。
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