仕事で疲れが溜まっていると、いつのまにか寝落ちしてしまうことはある。東京都の40代前半の男性(営業/年収700万円)は、都内の某ホテルで勤務していた頃の失敗談を明かす。
当時千葉県に住んでいた男性は「夜勤明けに少しでも早く帰りたくて」、東京駅から特急列車に乗車。東京から30分ほどで下車駅の「蘇我」に着くはずだった。
「30分なら軽く居眠りができるかなと思いアラームをかけて目を瞑る」
と振り返るが、これが運の尽きだった。(文:谷城ヤエ)
「やってしまった。しかも一駅!」
「ハッとして目を覚ますと見慣れぬ景色。その瞬間に寝過ごしたと自覚。ほどなくして『まもなく大網』のアナウンス」
アラームに気づかず、さらに10分ほど寝てしまったようだ。「やってしまった」と焦る男性。
「とにかく降りようと大網で下車。上り線に行くとタイミング良く特急が!迷うことなく乗車。大網からの特急代、払いたくないな…そう思ってトイレにこもる」
特急代は乗り過ごした分で倍以上になることを考えると痛かったのだろう。しかしトイレにこもって誤魔化せるはずもなかった。
「下車駅到着直前にトイレのドアを開けると目の前に車掌が。苦し紛れに事情を説明してもまあダメですよね」
結局「大網~蘇我間の特急代を支払いトボトボと蘇我で下車」したという。
早く帰って休むはずが、すっかりくたびれてしまったようだった。もうこんな失敗はこりごりだろう。
キャリコネニュースでは「寝過ごしエピソード」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/66QSYGAL