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SBK最終戦アルゼンチンが大統領選挙の影響で中止に。代替ラウンドは後日発表

2023年07月24日 18:20  AUTOSPORT web

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サーキット・サンファン・ビリクム
 7月24日、FIMは2023年のスーパーバイク世界選手権(SBK)におけるスケジュール変更を発表した。最終戦に位置づけられた第12戦アルゼンチンが中止となり、最終戦は別の開催地で行われることになった。

 2023年は全12戦で開催中のSBK。昨年11月には全12戦で開催を予定しており、11戦の開催地をアナウンス。2月には未定だった1戦がイタリアのイモラで第7戦として行うことになり、全12戦のカレンダーが決まった。

 しかし、第7戦イタリアまで消化した7月24日、サーキット・サンファン・ビリクムで10月13~15日に行う予定だった第12戦アルゼンチンを中止することが発表された。

 アルゼンチンでは10月22日に大統領選挙本選が行われる予定であるが、その影響で人々、地方、企業の日常生活に影響を与える複雑な状況を引き起こしているという。また、第12戦はサンファン州の政権移行前夜に予定されていた。

 その状況や日程が近いことを考慮するとともに、政治的背景を尊重してSBK側や地元政府などの協議により最終戦を中止することが決まった。最終戦の開催地を近日中に発表される。