JR東日本E127系、南武線支線(浜川崎～尻手間)で9/13営業運転開始へ

JR東日本横浜支社は24日、営業運転に向けて準備を進めてきた南武線支線(浜川崎～尻手間)のE127系について、営業運転開始日を9月13日と発表した。新潟地区などで活躍した車両を転用改造し、車体帯も南武線支線用に変更している。


南武線支線のE127系は総数4両(2両編成×2編成)を投入し、9月13日から順次運行開始。現在、南武線支線で活躍する205系の制御方式は界磁添加励磁制御だが、E127系はVVVFインバータ制御に。車両の消費電力を抑制し、環境性能を向上させるとともに、故障に強い車両になるという。



E127系は片側3ドアの車両で、半自動ドアスイッチを採用するため、車内の温度を保持しやすいメリットがある。車端部に車いすスペース、客室内に防犯カメラを設置。室内灯をLED化する一方、車体前面・側面の行先表示は字幕となる。（木下健児）