親友からの思わぬ発言で縁を切ることもある。20代後半の女性(福岡県/事務・管理/年収500万円)は中学から付き合いのある親友が2人いた。社会人になり久々に会った際、そのうちの1人に彼氏はいるのかと聞くと「うん、もうすぐ4か月になる」と明かされた。驚いたが祝福を伝えると、
「でもごめんね?あなたより先に幸せになって」
と謝られた。これを憤った女性はもう1人の親友に相談し、連絡を取るのをやめた。それから1年後、久々に3人のグループLINEに親友から驚きのメッセージが届くこととなる。
「『私たちより先に幸せになったんじゃなかったの?ねぇ?今幸せ?』と言いたかった」
「それから1年、幸せの絶頂だと思っていた親友からいきなり、『婚約破棄になりました』とのLINEがきました。婚約していたことも聞かされていませんでしたし、もう1人の親友も、私が話をしていたから背景を知っていただけであって、そうでなければいきなり何!?というLINEでした」
そもそも親友だと思っていた人物から彼氏ができたと伝えられたのも4か月後、それから何の音沙汰もないと思ったら突然婚約破棄になったとの連絡。こまめに相談されていたならまだしも、以前マウントを取られた挙句の久々の連絡がこれでは、女性ももう1人の親友も文句を言いたくなるだろう。
「そこで、私は、彼女(親友)に怒りをぶつけてしまいました」という女性は、「この1年間、ろくに3人のトークルームでも発言していなければ、婚約していたなんて初耳だ。いきなりなんでその報告をしてきたのか」と返信した。
「これに対し、彼女(親友)はなぜか我々に対し逆ギレ。聞いて欲しかったのならそう言えばいいのに、『なぜそんなことを言われないといけないのか』等と怒り散らし、(中略)もう1人の親友にまで矛先が向く始末。私ももう1人の親友も呆れてしまい、仕舞いには向こうから『もう縁を切る!』と一方的にブロックされました」
もしかしたら親友は“どうしたの?”や“大丈夫?”などと慰めてほしかったのかもしれない。しかし女性には、もう親友ではなくマウントを取ってきた女にしか思えなかったのだろう。
「この時、(親友に)『私たちより先に幸せになったんじゃなかったの?ねぇ?今幸せ?』と言いたかったのですが、この言葉は抑えました(笑)。あれから2年、彼女(親友)は結婚していない様子。彼女との縁は切れるべくして切れたのかもしれないとさえ考えています」
一方で、もう1人の親友とは今でも関係が続いているという。「価値観や趣味が合うのは、確かに彼女(もう1人の親友)が一番だなと思っております。いつまでも、彼女とだけは親友でいたいものです」としみじみと感じている。というのも、女性は他の友人関係にも悩んでいるようだ。
「このほかにも、親友と思っていた女子から、『あなたより先に彼氏ができてごめんね?申し訳なくて言えなかったの』や、『実は半年前に結婚してたんだ。申し訳なくて言えなかった』等言われたことがあり、私はつくづく、友人に恵まれない女だなぁと痛感しております(笑)」
女性に対して幸せなことを伝えづらい雰囲気でもあるのだろうか。
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