働いていると、職場の理不尽な面を目にすることがある。岐阜県の50代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収400万円)は、「夜だけ営業の飲食店でバイトをしていた頃」を振り返る。
その飲食店は、「学生バイトや、昼間は会社員で夜にバイトに入る人がほとんどの職場」だった。バイトが多いからか、「学校や仕事が終わってからバイトに入るので、遅刻してもオーナーは特に怒ることも注意することもなく寛容だった」という。しかし女性は、遅刻の対応に差があることを知ってしまう。(文:コティマム)
「遅刻したのにその分も給料貰うなんて不公平です」
「ある日オーナーが、『頑張ってる人には遅刻はオマケしてなかったことにしている』と言っていた。(女性は)『寛容なのは良いが、なかったことにして定時に入ったことにするのは違うと思う』と(オーナーに)言ったら、『あんたに言われたくない』と言われた」
遅刻をするバイトの中でも、定時出勤になっている人とそうでない人がいたのだ。それでは遅刻せず定時で働いている人と遅刻した人が、同じに給料ということになる。意義を唱えた女性だが、オーナーからは不快に思われたようだ。
「確かにいちバイトに言われたくないかもしれないが、私も時給で働いてる身です。遅刻したのにその分も給料貰うなんて不公平です。家族経営で店舗数も増やしていてやり手のようですが、いい加減なところも目立ちました。私が辞めて数年後に倒産してましたけどね」
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