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「まさかの反撃に顔を真っ赤にして激怒していました」面接でパワハラ説教してきた採用担当に言い返した男性

2023年07月18日 06:10  キャリコネニュース

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面接官の中には、何を勘違いしているのか上から目線で説教をしてくる人もいる。神奈川県の40代前半の男性は若い頃フリーターをしていたが結婚を機に就職を決意。ハローワークを通じてある会社に面接へ行くと、

「お前みたいなプー太郎はとてもじゃないがウチでは雇えない」
「俺がこの場で説教して性根を叩き直してやる」

とめちゃくちゃな暴言を吐かれたという。キャリコネニュースは男性に取材を申し込み、詳しく話を聞いた。

「お前みたいなヤツの親の顔が見てみたい」

当時、男性は25歳。都内の小さな運送会社の営業職に応募した。面接官は50代後半くらいの男性だった。「小太りで背の低い白髪のオジサンで、いかにも意地悪そうな顔つきでした」と振り返る。

そこで「プー太郎」よばわりをされ、散々な罵倒をされた。「お前みたいなヤツの親の顔が見てみたい」とも言われたという。圧迫面接だとしてもひどすぎるだろう。交通費も時間も掛けて必死な気持ちで面接に来ていた男性は、「雇うつもりがないなら時間の無駄だから帰ります。履歴書を返してください」と反撃した。

そのときの面接官の反応について、

「立場が圧倒的優位なのを良いことに、暇つぶしに若いヤツをサンドバッグがわりにして遊ぼうと思ったのでしょう。まさか反撃されると思わなかったのか、顔を真っ赤にして激怒していました」

と明かす。面接を受ける側はどうしても委縮してしまうため、侮辱されても言い返せないことが多い。男性の言い返しには胸がすく。

履歴書を奪い返してその場を去ろうとした男性に、面接官は「お前は短気なヤツだな、ハローワークに報告しておくぞ」と捨て台詞を吐いたという。

現在は年収1000万円 「運送会社で受けた屈辱をバネに」

帰り道は泣いたという男性だが、その後、都内の海運会社に就職することができた。そのときの所属長は“業界で有名なパワハラ上司”で毎日理不尽な仕打ちを受けたが、「運送会社で受けた屈辱をバネに弱音を吐かず3年間在籍しました」と明かす。

その経験が買われ、「現在は港湾関係の会社に転職し、今は良い同僚に恵まれホワイトな環境で楽しく仕事しています」と順調な様子。年収も1000万円に到達したとのことで、充実したキャリアを歩めているようだ。

※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ