ディック・ブルーナの絵本展が松屋銀座で開催　デザインワークやユーモアを紐解く

　絵本シリーズ「ミッフィー（うさこちゃん）」の作者ディック・ブルーナ（Dick Bruna）の展覧会「ブルーナ絵本展」が、松屋銀座8階イベントスクエアで開催される。会期は8月15日から30日まで。現在、前売り券をローソンチケットで販売している。

　ディック・ブルーナは、オランダ生まれのグラフィックデザイナーで絵本作家。2000冊を超すペーパーバックの装丁やポスターのデザインを手掛け、1953年に自身初となる絵本 「de appel（りんごぼうや）」を出版してからは、生涯で120冊を超える絵本を世に送り出した。
　同展は、ブルーナの絵本が生まれた70周年を記念して開催。くまのキャラクター「ボリス」シリーズをはじめ、ぶたの「ポピー」、いぬの「スナッフィー」、「しらゆきひめ」などのおとぎばなしシリーズといったミッフィー以外の作品にも着目し、ブルーナの絵本創作に共通するデザインワークやユーモアを紐解く。
　会場では、ブルーナが来日した際に見た、雨の日の日本の風景が着想源になったという「ぼりす そらをとぶ」を描くまでの膨大な数のスケッチなど、原画だけでなく、アイデア段階のメモまで、1枚の作品が完成するまでの過程を紹介する。

■ブルーナ絵本展会期：2023年8月15日（火）～8月30日（水)）※会期中無休会場：松屋銀座8階イベントスクエア所在地：東京都中央区銀座3-6-1営業時間：10:00～20:00  ※8月20日、27日は19:30まで／最終日は17:00閉場 ／入場は閉場の30分前まで入場料：入場料 一般1200円（1000円）、高校生800円（700円）、小中学生600円（500円）※全て税込、（）は前売り料金公式サイト