職場での人間関係は、入社してみないとわからない運試し的な要素を持っていると言える。大阪府に住む40代前半の男性(事務・管理/年収500万円)は、そんな「運試し」に外れてしまった自身のエピソードを口にした。
男性の職場に、新しい経理担当者が入ってきた時のことだ。前任者からの引き継ぎ期間が短かったようで、経理以外の人も一部経理の仕事を兼任するなどしてフォローしていた。にも関わらず、新任者は驚きの発言をしてきたという。(文:真鍋リイサ)
「トイレ掃除は経理の仕事ではないのでしない」
その新任者は「ふられていた経理の仕事をやるように」と言われると、
「引き継ぎで聞いていないことはできない」
と言い、ほかに仕事を振られれば、
「電話(に出る)は経理の仕事とは聞いていない」
「トイレ掃除は経理の仕事ではないのでしない」
と、ことごとく断っていたようだ。男性の職場は少人数で、トイレ掃除などは当番制だったが、それでも嫌だったようだ。
また、地下鉄が事故で長時間にわたり止まった時のことだ。新しい経理の人は、会社の最寄り駅の一つ手前の駅で足止めされた。
「徒歩でも15分くらい歩けば出社できる話なのに、復旧まで3時間くらい駅で待っているなど、根本的にいろいろ頭おかしい」
と男性が呆れるのも頷ける。
経理担当者の前に社会人として大事なことが抜け落ちていないか、と思わずにはいられない。
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