全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4大会は7月16日、静岡県の富士スピードウェイで8時20分から第11戦の決勝レースが行われ、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)との白熱のバトルを制し、逆転で今季5勝目を飾ったかと思われたが、レース後ペナルティがそれぞれトップ3、5位に出され、4位フィニッシュの小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が初優勝という結果となった。
さらに10周目、今度はトップ争いが白熱しはじめた。平良のインを木村が突くと、今シーズンのランキング1位、2位同士の戦いはアドバンコーナーまでサイド・バイ・サイドとなる激しいバトルとなった。両車に黒白旗が提示されるほどだったが、このバトルを木村が制することに。ファイナルラップまで平良は再逆転を狙ったが、木村がトップを死守。今季5勝目を飾ったかと思われた。3位はトゥルーリ、4位は小出、5位にビダーレス、6位はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)という結果でまずはフィニッシュを迎えていた。
マスタークラスはエンジン交換によるグリッド降格がありながらも、DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)をオープニングラップでかわした今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が制した。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4大会 第11戦富士 決勝結果 PosClassNoDriverCarEngineLapsGridQualify12小出峻HFDP WITH TODA RACINGスピースA411531'34.188250木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA411521'34.15931平良響モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ311511'34.103452I.オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAXスピースA411591'34.624510堤優威Rn-sports F320スピースA411541'34.318635野中誠太PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ3115101'34.716753菅波冬悟A-NeKT with B-MAX 320スピースA411561'34.4098M4今田信宏JMS RACING with B-MAXスピースA4115121'35.7279M30DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320スリーボンド東名TB14F315111'36.1861051D.ビダーレスB-MAX RACING 320スピースA411581'34.612R36古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ31671'34.570DSQ37E.トゥルーリモビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ3151'34.335 天候:曇り 路面:ドライ ファステストラップ:平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC) 1'34.806 5/15 ペナルティ: Car No.50は、シリーズ規則 第19条 3.(2回以上の進路変更)違反により、競技結果に対して5秒加算及びペナルティポイント1点を課す。
Car No.1は、シリーズ規則 第19条 2.(走路外走行複数回)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティを課す。
Car No.50は、シリーズ規則 第19条 4.(危険行為)違反により、競技結果に対して30秒加算及びペナルティポイント2点を課す。
Car No.37は、国際競技車両規則(最低重量)違反により、失格とする。