おめでたい出来事である「結婚」。しかし、結婚という節目が友人との絶縁のきっかけになることもあるようだ。30年ほど前、50代後半の女性(東京都/事務・管理/年収250万円)は結婚式に友人を招待していたが
「先に約束していたにもかかわらず、旅行を入れてしまった友人にもやもやしてしまい」
と友人と絶縁した話を綴っていた。(文:永本かおり)
「遊んでいた時間はなんだったのかなぁ」
結婚式は招待状を送る前にあらかじめ相手に打診しておくことが一般的になっている。友人関係ならなおさらだ。女性は結婚が決まったとき、披露宴に呼ぶため専門学校時代の友人に事前に連絡を取っていた。ところが
「その際は快く出席をすると言っていましたが招待状を送ると欠席となっていました」
欠席の理由はまさかの「別の友人とのスキー旅行」だった。女性は、
「先に約束していたにもかかわらず、旅行を入れてしまった友人にもやもやしてしまい、それ以来連絡していません」
と不信感を募らせて距離を置いたことを明かした。
また、40代後半の女性(福井県/事務・管理/年収300万円)は同じく「結婚」をきっかけに友人と疎遠になったという。その友人は「高校時代の同級生で、卒業後も毎週のように遊んでいた友達」だった。
「私が先に結婚することになり、結婚式にももちろん来てくれると思っていました。しかし、結婚を報告した直後から、ぎくしゃくして、結局、式には出席してもらえませんでした」
仲の良い友人には、なおさら結婚を祝福してもらいたいものだ。ぎくしゃくした理由はわからないが、女性は悲しかったに違いない。その後は、
「年賀状と(コメントなしの)、当たり障りのないバースデーメールのみです」
「それだけの縁だったのかなぁ、遊んでいた時間はなんだったのかなぁと考えさせられました。人の縁や関係ってわからないものですね」
と友情について思いを巡らせていた。
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