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京都鉄道博物館に「京都桃鉄博物館」、『桃太郎電鉄』の世界に浸る

2023年07月15日 20:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
京都鉄道博物館は15日、本館2階企画展示室などで開催される「京都桃鉄博物館 ~目的地! 京都鉄道博物館に到着です!~」の報道公開を実施した。開催を記念し、プロムナードに展示されたC62形26号機と「SLスチーム号」に特別ヘッドマークが掲出される。


「京都桃鉄博物館 ~目的地! 京都鉄道博物館に到着です!~」は、鉄道会社の社長となり、各地を巡って物件を買い集め、総資産ナンバーワンをめざす『桃太郎電鉄』シリーズ(発売元 : コナミデジタルエンタテインメント)と京都鉄道博物館のコラボイベントとして、7月15日から9月3日まで開催。『桃太郎電鉄』シリーズは第1作目の発売から今年で35周年を迎え、長きにわたり親しまれている。こどもたちの夏休みに合わせ、今回のコラボイベントが開催されることになった。



企画展示室に入ると、桃太郎やボンビー(貧乏神)など、おなじみの桃鉄キャラクターに出迎えられる。ゲーム内の桃太郎になりきって撮影できる「来館記念フォトスポット」も設置。関西でおなじみの駅がマスになった「関西版! 京都桃鉄博物館オリジナル迷路」にも挑戦できる。駅の選定は京都鉄道博物館が行い、『桃太郎電鉄』シリーズからの主要駅だけでなく、長浜駅など鉄道と結びつきの強い駅も選んだとのこと。各駅の展示は『桃太郎電鉄』シリーズを再現しつつ、京都駅の物件一覧に「京都鉄道博物館」を明記するなど、随所でアレンジも行われている。


『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』(2020年発売)の巨大マップの向かい側に、大富豪を体験できる「札束プール」も用意している。たくさんのお札を持って、「決算」シーンとともに写真撮影を楽しめる。



特別展示室の他にもさまざまなしかけがあり、プロムナードで展示されているC62形26号機と「SLスチーム号」にイベント開催を記念した特別ヘッドマークが掲出される。3階スカイテラスなどに、ゲーム内で毎年3月末に登場する「決算」シーンのフォトスポットを設置。3階スカイテラスのフォトスポットは、東海道新幹線の列車と一緒に撮影することにより、ゲームシーンを再現できる。


イベント期間中、本館2階のレストランにて、「オリジナルコースター付き! 夏の桃パフェ」を1日50食限定で提供。サイダー味のゼリーの上にバニラアイスや桃ケーキを載せ、ココア味の機関車クッキーがアクセントになっている。筆者も試食したが、京都の夏にも合うさわやかな味わいを楽しめた。



なお、8月26日にはゲストを招き、『桃太郎電鉄』シリーズの実況イベントを開催予定。詳細は京都鉄道博物館のサイト等で案内するとのことだった。(新田浩之)