トップへ

【食費】物価高騰で節約アドバイザー自身が実践している節約術とは?

2023年07月15日 16:01  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
食品や電気代などさまざまなものやことの値上げが続いています。特に食費は毎日のことなので、やりくりに苦労するところです。節約アドバイザーの私自身、一人の生活者としてこの値上げでより食費の節約に意識をするようになりました。今回は、この値上げでどのように意識や行動が変わったのかを紹介します。


○買い物は予算感を持って優先順位を考える



嗜好品は必要なものを買って、それでも予算が余ったらお菓子などの嗜好品を買うというルールに変わりました。また同じお金を出すとしても、嗜好品を選ぶよりも、野菜や卵、魚介類など栄養のバランスで食材を選ぶようにしました。そのおかげもあり、自然とダイエットにもなりました。

○加工品から自炊メインに



加工食品と調味料、酒類・飲料、菓子、乳製品、パンが食品分野の値上がりしやすいものです。これらは原材料高や製造にかかるエネルギーや包装資材の値上がりなどが主な値上がりの要因です。



もともと自炊メインに生活をしていましたが、より意識するようになったことは、米食を中心とした旬の野菜や節約お肉の「鶏むね肉」「豚こま切れ肉」「ひき肉」、豆腐や卵などの定番食材を使って食事作りをしています。



食品ロスが出ないよう、自炊が楽になるように小分け冷凍や下味冷凍をしています。下味冷凍とはお肉や魚にあらかじめ味を付けてから冷凍するものです。解凍後に加熱調理をするだけで、手軽におかずを作ることができます。


○家庭菜園で青ものを栽培するようになった



夏はモロヘイヤやチンゲン菜、冬はほうれん草など葉物を中心とした青ものをベランダで作るようになりました。今現在は、小ねぎを栽培していて、そうめんを作る際にベランダで数本切ったものを使っています。葉物のような青ものの野菜は意外と簡単にできてしかも彩りもよくなるのでおすすめです。


○外食やテイクアウトが激減した



外食やテイクアウトも値上げが続き、安くて早いというイメージがあったファストフードも、今では1回あたりの出費でも結構な痛手になるような金額になっています。外食は特別なとき、テイクアウトは子どもの分だけを買うようにしています。その際もクーポンを活用してできるだけ安く抑えるようにしています。



しかし、外食を減らすのは味気ないので、その代わりに手軽に本格的な味が楽しめる麻婆豆腐やインドカレーの素をたまに購入してちょっとした外食気分を味わっています。


このような値上げが続くときは、メリハリが大切です。必要なものは何かを考えて、同じお金を出すならどちらが優先順位や満足度が高いのかよく考えるようにしてみましょう。



丸山晴美 外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している この著者の記事一覧はこちら(丸山晴美)