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スマホに夢中で我が子を見ていないママ友 子どもが友達の顔に傷を付けても……

2023年07月15日 06:20  キャリコネニュース

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「このご時世、スマホばかり見て自分の子をちゃんと見ていない、悪いことをしていても怒らない親をよく見かけます」

こう指摘するのは、大阪府の30代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)だ。女性が子どもの幼稚園で仲良くなったママ友・Xは、その典型例だった。

「(Xの子どもが)車を運転してくれてるママ友の邪魔をしても、(Xは)スマホを見ていて自分の子を怒らない。(Xの子どもが)お友達の顔に傷を付けても、『この子は近くに来られるのが嫌なの』と言い訳。親子同士、遊んでいてもスマホをよくいじっていて、全然周りが見えてませんでした」

ただ、そんな女性も最初はXのことを「ちゃんと自分の子を叱るお母さんで気が合うな」と評価していたそうだ。ところが「仲良くなるにつれ、彼女の本当の姿を目の当たりにする機会が増えていきました」と語る。(文:福岡ちはや)

「子どもは『バレなきゃいい。どうせちゃんと見てない』と完全に母親をなめてる感じでした」

当時のXは4歳の女の子と2歳の男の子を持つ二児の母。女性いわく、Xは上の子ばかりを怒り、「とにかく下の男の子には甘かった」そうだ。

「(Xの下の子が)ケンカして相手の女の子の髪を引っ張って10数本束で抜いても、(Xは)怒るどころか『相手が悪いから仕方ない』と言わんばかりに笑っていました」
「(Xの長女は)そんな母親の姿を見て、『バレなきゃいい。どうせちゃんと見てない』と完全に母親をなめてる感じでした」

また、子どもたちが女性宅に遊びに来ると、「なんらかのトラブルになることが多々あった」と女性は振り返る。

「(Xの子どもたちが)冷蔵庫でもお菓子の棚でも勝手にどこでも開けたり触るので、(私が)『ダメだよ』と注意しても、(Xの子どもたちは)聞かない。(Xの子どもたちは)とにかく口が悪く、物の扱いも悪いのですぐケンカになる」

子どもたちの素行の悪さを目の当たりにした女性は「(Xは)友達だから、ちゃんと話をしなきゃな」と考えたが、暖簾に腕押しだった。

「自分の子にどれだけ自信があるのか、自分の子の話しか聞かないし。(Xの)『あなたの子が悪いんじゃないの?』とでも思ってるかのような言動に(私は)呆れ、もう話す気力もなくし、トラブルを避けるため(Xの子どもたちを)家に招くこともやめると、相手も話しかけてくることもなくなり。幼稚園でも私が見えると近付かないようになりました」

「ほかの親子とたびたびトラブルを起こし、今では遊ぶ相手も少ないと聞きます」

やがて女性は「あの親は気をつけた方がいいよ!」と周りに言いふらしたい気持ちでいっぱいになったが、「うちが合わなかっただけかもしれないし」と思い直し、踏み止まった。ところが卒園の数か月後、Xが女性の悪口を言いふらしていると判明したのだ。

「『(Xが)私に仲間外れにされた』とか、事実とは異なる話ばかりで。怒りよりも『必死なんだな』と、なんだか(Xのことが)哀れに思えました。私のことを知ってる人たちは『え、そんなママさんじゃないよね?』とわかってくれてる人たちばかりで、(私は)誤解されることもなく。彼女は自分で自分の首を絞める結果となりました」

女性は「(X親子は)その後もほかの親子とたびたびトラブルを起こし、今では孤立してきて遊ぶ相手も少ないと聞きます」と明かし、

「自分の子がかわいいのはわかりますが、それならスマホより自分の子にちゃんと目を向けて見てあげる、決めつけないで話をちゃんと聞くことが大事なんじゃないかなと思いました」

と投稿を括った。

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