Text by CINRA編集部
映画『ミステリと言う勿れ』の主題歌がKing Gnuの書き下ろし曲“硝子窓”に決定。同曲を使用した予告編とバナービジュアルが到着した。
9月15日から公開される同作は、昨年フジテレビ系で放送された田村由美原作のドラマ『ミステリと言う勿れ』の劇場版。菅田将暉演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整が広島の名家・狩集家の遺産相続事件を解決していく姿が描かれる。
狩集家遺産相続の候補者役を演じるのは、整を遺産相続事件に巻き込む狩集汐路役の原菜乃華、臨床検査技師・狩集理紀之助役の町田啓太、根は真面目な波々壁新音役の萩原利久、1人娘を持つ専業主婦・赤峰ゆら役の柴咲コウの4人。汐路の初恋の相手・車坂朝晴役を松下洸平が演じる。
King Gnuはテレビシリーズに引き続き主題歌を担当。King Gnuとしては今年初の楽曲となる。
予告編では、車が崖から落ち爆発するシーンや、「お茶を飲んで話し合いませんか?」と提案する整を前に話を聞かない一族の姿、それに対して「自分が子供の頃バカでしたか」「証拠を出してみろとか言うのは、大抵犯人って僕は常々思っています」と「整節」が炸裂する様子が確認できる。
「この謎が、僕を放さない。」というコピーが書かれたバナービジュアルには、整のマフラーの先に汐路と狩集家の遺産相続事件の関係者、永山瑛太演じる我路の姿が写し出されている。バナービジュアルは7月14日から一部を除いた全国の映画館で随時掲示。
©Tomoyuki Kawakami
【草ヶ谷大輔のコメント】
テレビシリーズに続き、King Gnu の皆さんが前作「カメレオン」とは違うアプローチで「ミステリと言う勿れ」に寄り添った素晴らしい主題歌を書き下ろして下さいました。
人は幼少期に誰もが知らず知らずのうちに世間の常識や家庭内の教え・しつけなどによって、心に落とされた物があり、落ちた物は大人になっても跡を残します。
そして、なにか壁にぶつかった時、その残った跡のせいで、本来の自分や正しい答えが分からなくなってしまう経験が誰しも一度はあると思います。
「硝子窓」は本作の主人公・久能整の言葉のように、そんな私たちの心を解きほぐしてくれる最高の主題歌であり、応援歌だと思っております。
この主題歌がなければ映画は完成しませんでした。
是非、劇場で映画をご覧頂き、「弱さは負けじゃない 壊れたら直せばいいよ」と誰もが気軽に言える世の中になる事を強く願っております。
【King Gnuのコメント】
ドラマ「ミステリと言う勿れ」のために『カメレオン』という楽曲を書き下ろしてから早1年半が経ちまして、今年9/15公開の映画「ミステリと言う勿れ」に合わせて『硝子窓』という新曲を書き下ろしました。King Gnuとしては今年初の楽曲となります。
映画との相乗効果で今までの私たちに無い曲に仕上がりましたので映画と合わせてご期待ください。