見えない部分を見てみたいーーー。
子どものころ、そんなふうに好奇心を膨らませたことありませんか? 大人になってもその好奇心には抗えないものです。
この夏、東京に初上陸する『スケスケ展 in TOKYO』に行けば見えない部分を見ることができちゃいます。人間、動物、身の回りのありとあらゆるものを「スケスケ」にして展示する、展覧会の全貌とは……?
内覧会にお呼ばれしたので、スケスケを覗いてきました!
【6エリアに分かれています】
2023年7月7日から8月27日までの期間、東京ドームシティ「Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)」で開催される『スケスケ展 in TOKYO』。2018年より全国12カ所を巡回し、累計約30万人を動員した展覧会が、ついに東京にやってきました。
さっそく1歩足を踏み入れると……人体模型の「男子像」&「女子像」がお出迎えしてくれました!
華々しくライトアップされている人体模型、ちょっぴりシュールに見えますね(笑)。
会場には、
・にんげんスケスケ
・どうぶつスケスケ
・アクアスケスケ
・くらしスケスケ
・いろいろスケスケ
・トウキョウドームスケスケ
という6つのエリアが登場。さっそく巡ってみましょう!
【見渡すかぎりスケスケだ…!】
「にんげんスケスケ」エリアのキーワードは「自分の中はどうなっているんだろう?」。
のぞきこんだり、手を入れたりすると自分自身がスケスケになる(!)「スケスケミラー」や「スケスケハンド」。
頭蓋骨や身体のパーツを組み合わせて遊ぶ「頭部パズル」などが展示されていました。
「どうぶつスケスケ」エリアにいろんな動物を映し出した大小のスクリーンがドドン!「骨のかたち」から何の動物かを推測するのって意外と楽しい~!
「アクアスケスケ」エリアには、骨格透明標本と一緒にクラゲなどの体が透けている水生生物が展示されています。
ヤドカリの住む貝殻がスケスケで、中がどうなっているか見れちゃうなんてスゴイ……!
【こんなものまでスケスケ!?】
「くらしスケスケ」エリアには、身の回りにあるものの「内側」を展示。レーシングカー(フォーミュラカー)にボウリングの玉やピン(!)など、ありとあらゆるものの「中身」を見ることができます。
構造を知ることで「なぜ音が鳴るのか」「どうやって車は曲がるのか」といったことを理解するきっかけにもなりそう。
ちなみにこのエリアには、実際に弾くことができるスケルトンのピアノもありましたよ!
「いろいろスケスケ」エリアには、メガネをかけると中身が見える不思議なモニターや、振って・触って・匂って中身を当てる箱が。実際に体験しながら、いろんな「中身」に出会えるゾーンです。
最後にご紹介するのは、東京会場オリジナルの展示「トウキョウドームスケスケ」エリア。
東京ドームの人工芝やBSOカウント表示器(ボール、ストライク、アウトをカウントする電光掲示板のようなアレ)、実際に使用されたベースやピッチャープレートなど、東京ドームの内側を知れる展示が盛りだくさんに用意されていますよ~!
【ココが面白い!】
本展でひときわ目を引くのは「体験型展示」です。私が1番楽しかったのは「にんげんスケスケ」エリアにある「スケスケ体験ゾーン」! スクリーンに近づくと、体が透けて、骨や血管、筋肉が映し出されるんです。
内覧会では、お笑いコンビのトータルテンボスとスクールゾーンの皆さんも「スケスケ体験ゾーン」にチャレンジし、全身スケルトン状態になっていました。
でも、本当の本当に体が透けちゃうわけではないのでご安心くださいね……!
【誰かと一緒に体験したくなる展覧会です】
そのほかのエリアも、見て・触れて楽しめる「体験型展示」が多いので、誰かと一緒に行きたくなること必至。絵の中身を想像して描くお絵かきゾーンや顔はめパネルなど、お子さんを連れて遊びに行くのも楽しそう!
『スケスケ展 in TOKYO』の料金は、
高校生以上の一般 平日1400円 / 土日祝1600円
4歳以上の子ども 平日700円 / 土日祝900円
3歳以下 入場無料
ちなみに、期間中の対象日には特別企画「スケスケナイト」を開催します。デイタイムと異なるカラフルな照明演出、ピアノの生演奏を楽しめちゃいますよ~! 対象日&開催時間、料金はこちら!
■対象日
<7月>
14日、21日、28日
<8月>
4日、10日、18日、25日
■開催時間
17時30分~21時(最終入場は閉館の30分前まで)
■料金
高校生以上の一般 1500円
4歳以上の子ども 800円
ペアチケット 2800円
チケットは、セブンチケット、セブンイレブン店頭マルチコピー機「セブンチケット」、Gallery AaMoチケットカウンター(会期中のみ)で販売中です。さぁ、スケスケの世界を覗きにいきましょ!
※再入場は不可です。
※アーリー割は前売のみ。チケット発売はセブンチケットで開催前日まで。
※8月11日~8月16日はお盆期間のため、土日祝の料金となります。
参照元:東京ドームシティ「スケスケ展 in TOKYO」
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch