皆さんは転職先の会社で、面接の時には分からなかった会社の実態を知り、困惑した経験はないだろうか。北海道に住む50代後半の男性(営業/年収600万円)から、会社選びに失敗した体験談が二つ届いた。(文:ミッチー)
失敗した一つ目の会社は、着物・貴金属販売の会社。男性は顧客の送迎運転手として採用されたはずだった。しかし1ヶ月後、「函館でイベントあるので親戚に声かけれ」と言われたそうだ。着物、貴金属を扱っている会社の販促イベントとなると、かなり高価なものを買わされそうなイメージがある。男性は「社長に話が違う」と抗議し、速攻で会社を辞めたという。
支店長は仕事もせずに昼間から風俗通い
二つ目は、寝具製造販売の全国企業。面接で採用になったが、男性はまず給料面で疑問を持った。
「給与面で記載にあった15万円とあるが、それは手取りなのか、総支給額なのか」
確認すると、「総支給額」と言われたそうだ。「これじゃ既婚には生活できない」と採用を辞退したという。
話はこれで終わらない。男性が後から元社員に聞いた話では、ボーナスも出ない会社だったと判明した。さらに、支店長にまつわる驚くべき裏事情も知らされたのだ。
なんと支店長は「仕事もせずに昼間から風俗通い」をしていたらしい。この会社は札幌支店とのことなので、明るいうちからすすきのに繰り出していたのだろうか。大層なご身分である。男性は「入らなくて良かったと思った」というのももっともだ。
また、北海道に住む50代後半の女性(医療/年収650万円)からも、転職に失敗した体験談が寄せられた。
面接に行っただけで、正社員として即採用されたという女性。入社1ヶ月後から他部署からのパワハラに悩まされ始めたという。しかも「同僚は見て見ぬふり」というからタチが悪い。
そんな日々が続いた結果、3ヶ月後のストレスチェックでは「即受診」と診断されたそうだ。それなのに、「ストレスとパワハラ対策の事務長も院長も無視」する状態。パワハラは減るどころか、どんどんエスカレートしていった。挙げ句の果てに、同僚からは「バカ」「社会人失格」などと暴言を吐かれる始末。ついに女性は適応障害になってしまったそうだ。転職はくれぐれも慎重に。
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