親切にしてもらったら、感謝の気持ちを述べるのが当然だろう。愛知県に住む30代前半の女性(エンジニア【機械・電気・電子・半導体・制御】/年収450万円)は、1カ月半も世話した友達がとった態度に呆れてしまったという。(文:ミッチー)
女性は10代の頃に、バイト先への通勤中に事故で骨折した友達を自分の家に泊めて、いろいろ面倒を見ていたそうだ。そもそも女性が友達を泊めてあげたのは、「 一人暮らしをしている子だったので、大変だろう」と思ったため。しかし、この親切心は思わぬ形で裏切られることになる。怪我が治るまで家に泊めていた友達が、まさかの態度をとってきたのだ。
「怪我人だからやってもらって当たり前だと思ってた」
友達が家に来てからはずっと「上げ膳据え膳当たり前」のような生活が続いたそうだ。その友達は怪我をしているものの、手は動く状態だったとのこと。それなのに、洗濯物を畳むなどの手伝いも一切しなかったという。
女性は病院の送迎もしていたそうだ。社会人になって間もない頃で、通院のために時間を割くのも大変だったろうが、「もちろん、(友達から)お礼の言葉なんてなし」だった。
そんな形で、1カ月半にわたり衣食住を支える生活が続いた。驚くことに、これらにかかったお金を友達は一切払わずに、女性が負担していたという。ついに怒りを覚えた女性は、友達にこう伝えた。
「私から怪我が治るまで泊まるように声をかけたとはいえ、衣食住費+ガソリン代 (大食いの子だったので5万円追加でかかってる)も私負担なのは流石におかしくない?せめてお礼の一言くらいあっても良いのでは?」
そんな女性の切実な訴えに対し、友達は
「私は怪我人だからやってもらって当たり前だと思ってた」
とまさかの一言を返してきた。
女性は呆れてそのまま縁を切ったそうだ。「今思うと、自分から声をかけておいて感謝されないからキレるって言うのは大人気ないのかな?」と思いつつも、「遅かれ早かれ、縁を切る相手ではありそうだなぁ」と感じていた女性。その判断は間違っていなかっただろう。最後に、1カ月半の優雅な介護生活を終えたばかりの友達が、家に帰ってSNSに残した言葉を紹介する。
「贅沢してお風呂に浮かぶスピーカー買っちゃった」
やはり女性が縁を切ったのは賢明な判断だったと言えそうだ。
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