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ドラマ「EVOL」マンガ1巻表紙を実写で再現、カネコアツシ「命が宿ったかのよう」

2023年07月07日 18:06  コミックナタリー

コミックナタリー

ドラマ「EVOL(イーヴォー)」オマージュビジュアル。左から服部樹咲扮する新山サクラ、青木柚扮する児玉ノゾミ、伊礼姫奈扮する土屋アカリ。
カネコアツシ原作によるドラマ「EVOL(イーヴォー)」の配信時期が今秋に決定。また“オマージュビジュアル”と、カネコやキャスト陣からのコメントが公開された。

【画像】オマージュ元となった「EVOL」1巻表紙

同ビジュアルは原作マンガ1巻の表紙をオマージュしたもの。青木柚扮する児玉ノゾミ、伊礼姫奈扮する土屋アカリ、服部樹咲扮する新山サクラの姿が収められた。

スタッフやキャストの作品愛をひしひしと感じると言うカネコアツシは、キャラクターになりきった3人を「『マンガから抜け出してきたような』というより、まるで命が宿ったかのようです」と絶賛。青木はドラマ化について「それぞれに迸る絶望を、ドラマでより現実と地続きに感じてもらえると嬉しいです」と述べた。伊礼は演技に関して「アカリとして生きることができたと思います」とコメント。セットや衣装により、作品の世界で生きているように感じたと話す服部は「ワルモノになれた気がしました」と語った。

DMM TVにて独占配信される「EVOL」は月刊コミックビーム(KADOKAWA)で連載中の同タイトルマンガを原作とした実写ドラマ。世界に絶望し自殺を図った3人の少年少女が、ヒーローしか持ち得ないはずの異能力を手に入れ、この世界を壊すための“邪悪なワルモノ”となる。

■ カネコアツシ コメント
ドラマ版「EVOL(イーヴォー)」、スタッフ、キャストの皆さんの熱い作品愛をひしひしと感じ、原作者としてこれほどの幸せはありません。主人公達に扮した主演の御三方の佇まいは、「マンガから抜け出してきたような」というより、まるで命が宿ったかのようです。日本の、いや、あらゆる既存のドラマの常識を超えまくった凄い作品になりそうな予感! めちゃくちゃ期待しております!

■ 青木柚(児玉ノゾミ役)コメント
こんなにも刺激的で実りあるモノ作りの時間を過ごせるなんて、どんなに自分は恵まれているのだろうと感じるほど、「EVOL(イーヴォー)」との出会いは自分の中で大きなものでした。
物語だからこそ映し出せる壮大な世界にノゾミとして立っていられたのは、監督をはじめとするスタッフの皆様の情熱と技術の結晶のおかげというほかありません。
そしてアカリとサクラを等身大で演じる伊礼さん、服部さんという二人の存在が、自分が今ノゾミを演じる意義を与えてくれました。
カネコアツシ先生が描くヒーローのいる世界、正義と悪、子供と大人。それぞれに迸る絶望を、ドラマでより現実と地続きに感じてもらえると嬉しいですし、心躍る映像体験を楽しんでください。

■ 伊礼姫奈(土屋アカリ役)コメント
ここまで役と向き合ってきたのは初めてでした。
落ちるところまで落ちて、苦しい瞬間も、救われた瞬間も、楽しい時間もアカリとして生きることができたと思います。
ノゾミやサクラをはじめ、共演者の方々、監督、スタッフの皆さんと、原作の世界観を大切にして同じ方向に向かって走りきった作品です。
迫力のあるアクションシーンや、超能力を使うシーンなど私自身もどう映像になっているか、まだドキドキしているのですが、自信を持って皆さんにお届けしたいと思える作品が出来たと思います。
そんな色々な想いが沢山詰まった「EVOL(イーヴォー)」がたくさんの方に届くと嬉しいです。

■ 服部樹咲(新山サクラ役)コメント
撮影をしながら、邪悪なワルモノな中にも愛くるしさを持つ「EVOL(イーヴォー)」の沼にどんどんハマっていくのを感じました。セットやロケーション、衣装などをかなりこだわりながらビジュアルを作ってくださったので、今「EVOL(イーヴォー)」の世界で生きているということを感じながら本当にワルモノになれた気がしました。今の私たちかっこいい…と何度も興奮したのを覚えています。
現場では初めてやってみることばかりで挑戦の日々でしたが、ノゾミとアカリがいるから大丈夫、と二人の存在がとても心強かったです。たくさんの刺激を貰いながら幸せな時間を過ごしました。
皆さんの目にどう映るのか、どんな感想をいただけるのか、今からとても楽しみです。